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この不思議な地形、なんだかわかりますか?実はこれ、畑なんです!先日茨城県を集中豪雨が襲った際、その次の日の畑に起こった現象でした。この写真がTwitterに投稿され、”カッパドキア”のミニチュア版のようだと話題になっているんです!
目次
奇跡の地形の再現!
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23日の茨城豪雨で畑に土の塔が出来てた。小石があるところだけ土が残ってできたみたい。 pic.twitter.com/G5PrbOuQ3Y
— エスペ (@espllll) 2016年8月27日
これは凄い!正にカッパドキアの”妖精の煙突”のミニュチュアそのものです!
▼ちなみにこちらがカッパドキアの妖精の煙突
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ツイートを見た人たちの驚きの声
https://t.co/6TTlZxYHTb ←これ、このまんまトルコのカッパドキアの奇岩地形の出来かたと同じだよねぇ。あそこの場合はここでいう砂の部分が凝灰岩で巨礫の下の凝灰岩だけが浸食で生き残ってキノコ岩になってるんだよねぇ~
— いしわたりしんいち (@robanotearoom) 2016年8月27日
小石が盾になって雨の衝撃を防いだってことか。すごいな。
— KRB (@kurabar) 2016年8月29日
何万年掛けて造形される地形が、一晩でミニチュアで再現されている(○。○)?!?! https://t.co/2fV0SzasZN
— kaorian (@AtusiKaori) 2016年8月28日
自然の中で多くの年月をかけその形になった”妖精の煙突”、一方茨城の畑も自然の中で偶然が重なり作られたという点では同じ!この2つは出来方も同じような理由からです。
畑は雨で土が削られ、そのまま雨水と一緒に土が流れてしまい、小石が乗っていた部分は小石が傘代わりになり侵食がされなかった。カッパドキアは、古代の噴火により堆積した火山灰が凝固し凝灰岩の大地が出来、その上に噴火で飛んできた溶岩が転がっている形の地形になりました。凝灰岩は元々は火山灰なので、脆く雨水などで侵食されていきました。しかし、溶岩があった部分は雨での侵食が防がれ、長い年月をかけ今の”妖精の煙突”になったのです!
世界にはこのように侵食によって長い年月をかけ奇妙な地形になった場所が多くありますが、いまいち”ピン”ときませんでした。しかし、今回の茨城の畑を見て侵食による地形の変化がわかりやすく納得することだ出来ました!
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