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現在行われているリオデジャネイロ・パラリンピックで、とんでもない事が起こりました。パラ陸上男子1500mで“4位までがリオ五輪優勝タイム上回った!”のです。
この結果を耳にすれば、当然こうした声も挙がりますよね!
これは大ニュース。パラがオリを抜いた。しかも、機具などの補助なしに。2020東京は、オリとパラを一緒にやりましょうよ。 / パラ陸上男子1500mで珍しい現象、4位までがリオ五輪優勝タイム上回る(AFP...https://t.co/KAOCmOYelh #NewsPicks
— 中村伊知哉 (@ichiyanakamura) 2016年9月14日
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11日に行われたリオデジャネイロ・パラリンピックの陸上男子1500メートルT13(視覚障害のクラス)では、アルジェリアの双子ランナーであるアブデラティフ・バカ選手がパラリンピック新記録で優勝しました。
また、双子の弟で4位入賞を果たしたフォーダ・バカ選手までの4人が、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したマシュー・セントロウィッツ選手(米国)を上回るタイムを記録したのです。凄すぎます!!
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22歳のアブデラティフ選手は、パラリンピック記録となる3分48秒29で優勝。一方、セントロウィッツ選手のタイムは3分50秒00でした。アブデラティフ選手は快挙達成の秘訣について聞かれると、「練習です」と話していたといいます。
パラリンピックの今後に関する議論を、さらに白熱させる可能性
今回の結果は、パラリンピックの今後に関する議論をさらに白熱させる可能性があるとされています。近年、五輪とパラリンピックでトップ選手の実力差は徐々に縮まっており、パラリンピアンはすでに五輪の扉をたたいているとの声が強まっています。そして、今回の結果。1選手ならず4選手です。門戸開放へ向けてこれは重大な結果になるのでは?との声も挙がっています。
しかし、1500メートルは戦略が重要な種目とされ、スピードだけではなく、集団での駆け引きが勝負のカギを握る種目。今回のリオ五輪では、これまでにないほどの戦略重視のレースが展開されたことが要因で、セントロウィッツ選手の自己ベストが3分30秒40であるにも関わらず、今回のような結果(五輪でもめったに見ないレベルの遅さ)になったとも言われています。
しかし、そうした事を踏まえても、今回の出来事が衝撃的だったことは間違いありません。
(寄せられていた声)
義足の進化だと思ったら、自分の足だった!これスゴすぎるんだけど・・・パラ陸上男子1500mで珍しい現象、4位までがリオ五輪優勝タイム上回る https://t.co/MoV7LdZcSJ #Yahooニュース
— こんぶ (@conbmax) 2016年9月15日
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これは視覚障害クラスなので義足の性能とかではない。駆け引きがなかったことが主な原因なんだろうけど、それにしても凄い・・・ - パラ陸上男子1500mで珍しい現象、4位までがリオ五輪優勝タイム上回る https://t.co/EXBIxxTkJp
— きむらけい (@dotnsf) 2016年9月14日
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パラ陸上男子1500mで珍しい現象、4位までがリオ五輪優勝タイム上回る https://t.co/epqgN88upX
まあ1500だからな。100みたいに純粋にタイムで決められない部分はあるし。とはいえ見えないのに1500走ってこのタイムとかすごすぎる。— おれさま (@oresama2009) 2016年9月15日
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さまざまな議論は今後もなされると思います。いずれにせよ、今回の結果は世界中の多くの人に、大いなる勇気と希望を与えてくれたはずです。
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