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「筋ジストロフィー」と診断され、43年間車椅子で生活していたポルトガル人男性が、実際は「筋無力症」と判明。今では歩いてカフェへ行くなど回復を見せていることが話題となっています。
50代でようやく歩行訓練を始められるようになったと、ポルトガルの新聞が25日に伝えたそうです。
【現在は通常生活】車椅子の男性、43年後に誤診と判明…歩行訓練スタート ポルトガルhttps://t.co/lgNIZrHGRS
筋ジストロフィーではなく筋無力症だと判明。診断の1年後には、近所のカフェに歩いて行けるまでになった。 pic.twitter.com/K4vmUOfSug
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2016年9月26日
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現地のジョルナル・デ・ノティシアス紙によると、同国南東部アランドロアルに住むルフィーノ・ボレーゴさん(61)は13歳の時、リスボンの病院で筋ジストロフィーと診断され、その後40年以上にわたり、車椅子の生活を余儀なくされていたといいます。
目次
2010年、「筋無力症」であることが判明
しかし2010年、とある神経学者により、ボレーゴさんが実際に患っているのは筋肉が弱くなる「筋無力症」という別の病気であることが判明したといいます。
「筋無力症」は、ぜんそく薬での治療が可能。ボレーゴさんはこの診断からわずか1年後、治療のおかげもあり近所の行きつけのカフェに歩いて行けるまでになったといいます。ちなみに、年に2回の理学療法を受ける以外は、通常の生活を送っているそうです。
同紙によれば、カフェのオーナーは「奇跡が起きた」と語っていたそうです。
1960年代、筋無力症はほとんど知られていなかった
筋無力症は1960年代、医療専門家の間でほとんど知られていなかった病気だといいます。ボレーゴさんはその事を考慮し、初診の病院に対して不信感は抱いていないとのこと。今では「とにかく人生を満喫したい」と語っているそうです。
(寄せられていた声)
セカンドオピニオンがいかに重要か、ということでしょうね。
参考になる、かも。車椅子の男性、43年後に誤診と判明 いまは歩いてカフェにも 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News https://t.co/mBUMyTUXdn
— 宮崎和則 (@nori_miya) 2016年9月26日
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"最初に診断した病院に対して不信感は抱いていないと断言"この人の人柄の良さ |
車椅子の男性、43年後に誤診と判明 いまは歩いてカフェにも :AFPBB News https://t.co/9CeaJMgkZt— ニコニコ大佐@やおい (@niconicocolonel) 2016年9月27日
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心広いなー
俺は5年前尿管結石を便秘と誤診して下剤を処方したあの女医のことは未だに腹立つけど車椅子の男性、43年後に誤診と判明 いまは歩いてカフェにも 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News https://t.co/ZUIfxi8m6i
— ゲン・チャン (@gen5011) 2016年9月26日
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これを「誤診」と言ってしまうのも…と掘ってみると、80年代には治療法が確立された病気だったとか。20数年治療開始が遅れたと考えると、確かに大きい。/車椅子の男性、43年後に誤診と判明 いまは歩いてカフェにも https://t.co/99Cw31ODW7 #Yahooニュース
— PICTOMANCER (@pictomancer) 2016年9月26日
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人生の半分を誤診で過ごすって辛過ぎるね。クローン病なのに別の病気と診断されてるケースはよくありそうな気はするが、クローン病じゃ無いのにクローン病と誤診されているケースも世の中にはあるのかもしれないな。#クローン病 https://t.co/alpsCBa1Vm
— きたくろ (@kita_crohn) 2016年9月26日
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時代の問題もあるので、誤診とは言い切れないと思います。いずれにせよ、セカンドオピニオンの重要性を改めて感じる一件とも受け取れます。
また、43年間車椅子で生きてきたというボレーゴさんの時間は帰ってきません。ご本人もおっしゃってますが、これからの人生を満喫してもらいたいですね。