
海洋堂から国宝指定「天燈鬼・龍燈鬼立像」を再現した鑑賞用立体彫像が発売されることとなり、話題となっています!
緊急発売!!予約開始いたしました!!!
2体が対比的に表現された鬼彫刻の傑作で国宝指定されている康弁(こうべん)作「天燈鬼・龍燈鬼立像」を再現した鑑賞用立体彫像が発売します!!
数に限りがございますので、お早目にご予約ください。https://t.co/HM0nTZJ4fB pic.twitter.com/PvizvCvO7o— 【公式】海洋堂 (@kaiyodo_PR) 2017年10月18日
国宝に指定されている「天燈鬼・龍燈鬼立像」とは、2体が対比的に表現された鬼彫刻の傑作として知られており、康弁(こうべん)により作られたものです。
仏像として異例の作品
仏敵の象徴、仏前に火を灯すための燈を鬼に持たせるという図像、四天王に踏みつけられている邪鬼を単体で表現するなど、仏像としては異例の作品。
本体部はコールドキャスト素材で繊細な原型のディテールを維持して再現。また、突起物などはインジェクション成形にするなど、量産商品として最適な表現になるよう素材を使いわけています。
置物としての高級感を維持しつつ、フィギュアとしての主張を抑えたブロンズ色で塗装されているところも魅力ですね!
ちなみに、康弁の父は金剛力士像など日本各地に重要文化財に指定された仏像を多く残す名仏師・運慶(うんけい)であり、康弁は三男にあたります。
こちらはお馴染みの東大寺金剛力士像(運慶 作)
出典:wikipedia
対比的に表現された緊密な二体の鬼像を精密に再現したフィギュア。気になる方は以下をチェックしてみてください!
ちなみに、現在開催中の特別展「運慶」でも展示中とのこと。同イベントの開催期間は2017年9月26日(火)~11月26日(日)で場所は東京国立博物館になります。
出典:Twitter@kaiyodo_PR / kaiyodo