
たまに来る『スパムメール』。なんだか不自然な文体だな、と違和感を感じることが多いですよね。でも、もしこのスパムメールの文章が流れるような自然な日本語で書かれていたらどうでしょう。
TwitterユーザーのY Tambe(@y_tambe)は、『怪しい日本語のスパムメール』についてこんな投稿をしています。
怪しい日本語のスパムが届くたび、「ああ、日本語が難しい言語でよかった…」と思う。
— Y Tambe (@y_tambe) 2019年2月20日
そっか…確かに『怪しい日本語のスパムメール』に引っかかる人を、未然にそして大幅に減らしているのは、『日本語の難しさ』だ!
日本語を学ぶ外国人から、よく「日本語は難しい」なんてセリフを聞きますよね。確かに新たに日本語を学ぶ人にとって、漢字・ひらがな・カタカナの3種類の文字を使い分けることだけでも大変なのに、ちょっとした言葉の流れや文体で妙な違和感が出てしまうなんて、難解にも程があります。
この難しさは、スパム業者がちょっと翻訳ソフトにコピペしたぐらいで解決できるようなものじゃありません。
因みに…
因みにこちら、昨年の夏に友人のSNSのアカウントが乗っ取られた際に、そのアカウントから筆者に来たメッセージ。
やはり日本語が不自然ですよね。
この違和感に加え、友人が普段方言を使っていたこともあって、絶対本人ではないだろうと思い、別の連絡方法で確認して乗っ取りが発覚しました。
日本語はとても難しい言語。30年以上使っていても、文章を書く仕事をしていても、間違えたり、訳がわからなくなって調べたりすることももしばしば。しかしその難しさに筆者含め、多くの人が知らず知らずのうちに救われていたとは、とても面白く新しい発見だなあと思いました。
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出典:Twitter(@y_tambe)