
"クレヨンを再利用"して病院の子供たちにプレゼントする活動が話題となっているのでご紹介します。
この活動を推進しているのはNPO法人「The Crayon Initiative」。ブライアン・ウェアさんという方が2014年に立ち上げました。
目次
クレヨンは病院にいることを忘れさせてくれるもの
ブライアン・ウェアさんはNPO法人「The Crayon Initiative」の中でこう語っています。
とある日、レストランで使われているクレヨンが、たった一度使った後に捨てられている現状を知ったブライアン・ウェアさんは、レストランや学校などで使用済のクレヨンを収集してリサイクルしているそうです。
リサイクルの模様
まずは大量に収集したクレヨンを溶かします。
型に流し込んでいきます。
こうして出来上がったクレヨンは、病院の子供たちの元へ。
とても楽しそうですね!病院での退屈な日々、辛い治療のことを一瞬でも忘れさせてくれるクレヨンの存在。子供たちの笑顔が物語ります。子供たちは絵を描くことが大好きですし、クレヨンというプレゼントは何よりも嬉しいものかもしれません。
活動には子供たちも参加
この活動には、取組みの内容に賛同した子供たちが随所で協力しているそうです。
レストランや学校からのクレヨンの収集、出来上がったリサイクルのクレヨンの色分けや梱包、配達など、随所に子供たちが関わっています。こうした取組みに関わること自体も子供たちにとっての良い経験ですね!
NPO法人「The Crayon Initiative」の活動の詳細は、Facebookでもご確認いただけます。
ブライアン・ウェアさんの目標は、カルフォルニア州のすべての病院にクレヨンを寄付することだそうで、その後はさらなる配布エリアの拡大なども考案中とのこと。こうした素敵な活動が、どんどん広まっていき子供たちの笑顔が増えていくこと。本当に素晴らしいことだと思います。
出典:www.boredpanda.com / thecrayoninitiative.org / www.facebook.com