
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
30代の美里さん(仮名)から寄せられたエピソードです。
美里さんは都内の中小企業で事務職として働いています。
目次
新卒社員に仕事を教える美里さん

今年4月、美里さんの部署に新卒社員のTさんが配属されてきました。2週間の研修を終え、いよいよ実務がスタート。教育担当のような立場になった美里さんは、マニュアルを使いながら仕事を教えていたそうです。
事務作業はもちろんですが、電話対応も大切な業務のひとつ。
ところが、美里さんはあることに気付きました。
Tさんが全く電話に出ないのです。
最初は「たまたまかな?」と思っていた美里さん。しかし、様子を見ているうちに気になる行動を目にしました。
なんと、誰かが電話を取った後に受話器を持ち上げて、電話に出たふりをしていたのです。
その行動に驚いた美里さんは、ある日Tさんに声をかけました。
電話対応も立派な仕事

「電話対応も仕事のひとつだからね。取引先の名前や会社のことも覚えられるし、なるべく電話に出るようにしてみようか」
するとTさんは、
「あ、はい・・・」と、どこか気乗りしない様子。
心配になった美里さんは、さらに尋ねてみました。
「電話、苦手?」
するとTさんは少し考えながら答えました。
「そうですね・・・。電話で話したこと、あまりないかもしれません」
その言葉に、美里さんは驚いたそうです。
若い世代は電話よりもメッセージアプリでやり取りすることが多いとは聞いていましたが、ここまで電話に慣れていないとは思っていなかったのです。
それでも、
「そっか。苦手なのはわかったよ。でも、少しずつでいいから慣れていこうね」
と伝えました。
「はい・・・」
と返事をするTさん。
それ以来、美里さんは電話が鳴るたびにTさんへ声をかけ、少しずつ電話対応に挑戦できるようサポートしているそうです。
世代によって当たり前が変わっていく時代。
電話対応に苦手意識を持つ新入社員と、それを理解しながら見守る先輩社員。お互いに歩み寄ることの大切さを感じるエピソードでした。
※本コンテンツのテキストの一部や画像は、生成AIを使用しています。