
ビーチに打ち上げられて瀕死の状態に陥ったクジラ…。200人もの人々がバケツリレーで協力した結果、無事にクジラを救出できたというニュースが話題となっています。
この出来事が起こったのはニュージーランド。6月5日未明に、2頭のオキゴンドウクジラが打ち上げらているのが見つかりました。ビーチに居合わせた人が直ちに通報。ニュージーランドの環境保全省と自然保護団体プロジェクト・ジョナのスタッフらが救助にあたりました。
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打ち上げられていたのは2頭
ビーチに打ち上げられていたクジラは2頭だったそうですが、1頭は既に息絶えていたといいます。もう1頭もかろうじて生きてはいるものの、体の表面が乾燥し、予断を許さない状況だったそうです。
波打ち際まで遠く、水分補給ができない事態に…
表面が次第に乾いていくクジラ。早急な水分補給が求められる状況でしたが、波打ち際まで500メートルもあり、海水をかけるにもかけられません。そこで始まったのが200人によるバケツリレーでした。
ビーチにかけつけていたボランティアや周辺の住民ら約200人が、バケツを持ち、一列に並んでバケツリレーで水を運びました。そして、クジラの乾いた表面に水分を補給し続けます。
出典:www.dailymail.co.uk
また、海に向かって砂を掘っていき溝を作り、そこに海水を引き込む作業も行いました。ショベルカーも登場し、クジラの救出に全員が力を合わせます。
出典:www.dailymail.co.uk
こうした懸命の救助作業が実り、最終的にクジラを無事に海に帰すことに成功。クジラは元気よく泳ぎ去っていったそうです。
今回、この件を耳にした周辺地域の住民たちは、各々が知人に連絡を入れ、連絡を受けた人たちが次々にビーチにかけつけたといいます。クジラの命を助けるために力を合わせた皆さんの気持ちと迅速な行動…素晴らしいです。クジラも九死に一生を得ることができて本当に良かったと思います。