段ボール製「ダンボルギー二」と本物「ランボルギーニ」が夢の共演!背景には“震災復興”

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段ボール製「ダンボルギー二」と本物「ランボルギーニ」が1日限りの夢の共演を果たし、話題となっているのでご紹介します!

「ダンボルギー二」とは、宮城県の段ボール加工会社「今野梱包」が段ボールで作った「ランボルギーニ」の実物大模型。その精巧さがTwitterを中心に大きな話題となり、以前FunDoでも段ボール製!ランボルギーニならぬ「ダンボルギーニ」のクオリティが凄すぎると話題に!という記事で取り上げました。

そして、今回実現したのが、本物「ランボルギーニ」とのまさかの共演!ランボルギーニの正規販売店「ランボルギーニ麻布」(東京都港区)から「12月23日に宮城県女川町で“ダンボルギーニ”を展示する際、何か協力ができないか?」というメッセージが「今野梱包」の今野社長宛てに届いたといいます。


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こちらがダンボルギー二(ダンボルギーニ・アヴェンダンボール)。今野梱包のスタッフたちが、強化段ボールの加工技術の集大成として、約500個のパーツを組み合わせて完成させました。
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そしてランボルギーニ(ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4)。
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今野社長の取組みに共鳴

今野社長は「ダンボルギーニ」を製作した理由について、東日本大震災や過疎化で若者の流出が続く地元・宮城県石巻市桃生町で「こんな面白いことをやっている大人がいると伝えたかった。クリエイティブな仕事は、都会だけでなく、地元でもできることを伝えたかった」と語っています。また、2011年の東日本大震災後は段ボール加工技術を活かし、避難所の間仕切りや、仮設住宅向けのベッド、収納などを段ボールで開発してきたといいます。

そんな今野社長の取組みに「ランボルギーニ麻布」のスタッフが共鳴し、今回の共演実現に至ったそうです。

宮城県女川町の商店街オープンの日に展示

「ランボルギーニ」は、12月23日の1日限り、女川町の駅前商店街に「ダンボルギーニ」とともに展示されました。※「ダンボルギーニ」は現在も展示中(常設展示予定)。

宮城県女川町の駅前商店街は東日本大震災で壊滅的被害を受けましたが、その復活となるオープンの日に、夢の共演が実現されたということです。


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ランボルギーニに乗り、笑顔の今野社長。
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今野社長をはじめ、スタッフの方々の思いがダンボルギー二という形となり、復興という根底にある趣旨に賛同したランボルギーニが共演を申し出。商店街のオープンを待ちわびた地元の方々にとっても、楽しく有意義な展示会になったと思います。今後もダンボルギー二が震災復興の象徴の1つとして、商店街や地域の活性化につながることを願っています。


出典:headlines.yahoo.co.jp


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