一緒にバージンロードを歩きたい…亡き父親の心臓を移植された男性が父親役に

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「一緒にバージンロードを歩きたい」

亡き父親の心臓を移植された男性が父親役に…。そんな心温まる結婚式の様子が海外メディアで報じられ、話題となっているのでご紹介します。

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結婚式が行われた場所は、米・ペンシルベニア州ピッツバーグ。8月6日、教会のバージンロードを花嫁と一緒に歩いたのは、10年前に花嫁の亡き父親から心臓の臓器移植を受けた男性・元大学教員のアーサー・トーマスさん(72)でした。

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花嫁は小学校教師の花嫁ジェニ・ステピエンさん(33)。10年前、ステピエンさんの父親・マイケル・ステピエンは事件(路上強盗)に巻き込まれ、銃により殺害されてしまいました。しかし、自分の結婚式には、せめて父親の「ハート」の参列を希望していたといいます。

そこで、ステピエンさんはトーマスさんに対して、結婚式で「花嫁の父」役を務めてほしいと依頼したそうです。


結婚式の約2ヶ月前に手紙を出した

トーマスさんは、結婚式の約2ヶ月前にステピエンさんから手紙を受け取ったそうです。手紙にはこう書かれていました。

私は貴方の心臓の持ち主の娘です。貴方と奥様のナンシーさんには、私の結婚式に参列していただきたい。一緒にバージンロードを歩いてもらえたらうれしい。


その内容を見て驚いたというトーマスさんですが、「彼女が父親の心臓に結婚式に出てもらいたいというのであれば…」ということで、結婚式への出席を快諾したそうです。そして、2人は結婚式の前日に初めて顔を合わせ、式のリハーサルでは抱擁を交わしたといいます。

トーマスさんは式当日の事をこう語っています。

私たちはお互いをしっかりと抱き締めました。自分の手をもう片方の手首に当てると、脈が力強く打っていました。私の鼓動を感じたいかどうかを聞いてみると、彼女は手を私の心臓の上に置いたのです。とても心温まる、美しい瞬間でした。


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ステピエンさんの両親も同じ教会で結婚式を挙げているのだといいます。ステピエンさんは父親の心臓を持つトーマスさんと歩いたバージンロード、結婚式を「人生で最良の日だった」と喜びを表していたそうです。

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父親が亡くなり、悲しみの日々… 臓器提供を決断

父親が亡くなった後、ステピエンさんと母親は精神的に打ちのめされていました。しかし、そのような状況の中で、父親の臓器提供を決断したといいます。心臓が移植されることが決まったトーマスさんは当時、うっ血性の心不全で深刻な容体となっていたそうです。

しかし、心臓の手術後は徐々に体調を回復し、2日後には歩けるようになり、10日後には帰宅、6か月後にはスキーもできるように…。トーマスさんは、ステピエンさんの家族に、命を救ってくれたことを感謝する手紙を書いたそうです。


(寄せられていた声)

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トーマスさんは今後、ステピエンさん一家と力を合わせ、臓器提供に対する関心を高めるための活動を推進したいと考えているようです。また、トーマスさんはステピエンさん一家をこう評しています。

家族にとって最もつらい時期に、赤の他人に命を提供するなんて、到底できないことです。



ステピエンさんのお父さんも、愛する娘の結婚式に参列することができて、感無量だったと思います。


<動画はこちら>

出典:YouTube



出典:www.boredpanda.com / www.afpbb.com

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