雪が降り積もる極寒の日… 寒さでふるえる子犬に自分の上着をかけて立ち去っていった男性。その一部始終をとらえた映像が話題となっているのでご紹介します!
場所はトルコ。雪が降り積もる街の中で、一匹の犬が建物の横にうずくまっています。
※この記事は2017年に投稿したものを再編集した記事です。
目次
雪の降る寒い日に外で凍える子犬が・・・
場所はトルコの北部の小さな街ギレスン市、その日は雪が降る寒い日でした。
建物の軒先で降りしきる雪を避けるように、1匹の犬が横たわっていました。
そこに食料をつめたビニール袋を持った一人の男性が現れ、犬に食料を与えます。
自分の上着を犬に
これで犬のもとを去っていくのかと思いきや、自分のはおっていたジャケットを脱ぎ始めます。
なんと、この極寒の中でも自分のことはかえりみず、寒さでふるえる犬を助けるべく、ジャケットを上からやさしくかけてあげました。
こちらがその時の動画です。付近に設置されていた監視カメラがとらえていたそうです。
この監視カメラの映像をチェックしていた監視員の目に、この心温まる光景がとまり、この話を聞いた現地のメディア関係者が自身のFacebookに投稿したものだそうです。また、情報が拡散されたことにより、犬に上着をかけた男性はギレスン市在住の町役場職員 Bulent Kalpakcıoğluさんであることが分かったそうです。
当時の市長の耳にも噂が
この出来事は市長の耳にも入り、ギレスン市の市長からこの行為が表彰されたそうです。市長のTwitterアカウントでBulent Kalpakcıoğluさんのことが紹介されています。
出典:twitter.com
Bulentさんは「上着をかけずにそのまま立ち去っていたら、自責の念に押しつぶされていたと思います。そういう意味で自分の行ったことは自分のためでもあり、些細なことなんです」と語っていたそうです。動物への思いやりが伝わってくる心温まるエピソードですね!