
出典:YouTube
読んで字のごとく、大きな口が特徴的な「メガマウス」。「サメ」というと、私たちは機敏に行動するサメを思い浮かべますが、このメガマウスは、大きな口を開けてプランクトンを捕食する、おっとりしたタイプのサメです。
出典:Wikipedia
まだまだ謎が解明されていないところが多いため、メガマウスが泳ぐ映像を捉えることは、極めて珍しいと言われています。今回の映像は、インドネシアでダイバーが遭遇し、撮影されたものです。
出典:YouTube
人間がいても動じず、どっしりとした体で優雅に泳ぐ姿からは化石を想像してしまいます。現代に繁栄しているサメとは異なる点が多く、原始的な形態を残しています。
出典:YouTube
そんな珍しいメガマウスですが、日本では、2017年5月に千葉県館山市沖、同月に三重県尾鷲市の尾鷲漁港で確認されています。
出典:Wikipedia
大地震の前触れとして沖にメガマウスが出現するケースが多いことで知られています。その理由として、サメには「ロレンチーニ器官」があり、微弱電流を捉えることができます。メガマウスは、海底に近い環境で生息しているので、他の魚より敏感にその電流を感じ取っていると推測されています。
まだまだ謎が多いメガマウスですが、私たち人間は自然界の生物から身を守る術を教えられているんですね。共存共栄できる環境を考えていけるといいですね。メガマウスの貴重な動画がありましたので、ぜひご覧ください。
動画はこちら