
「迷彩服とはなんぞや、という原点に立ち返るお話ですなあ。」
「あー、これはタスキがないと気付かない(笑)。背景にめっちゃ溶け込みますね!」
自衛官の迷彩服から、ファッションなど、さまざまなテキスタイルに「迷彩柄」が取り入れられていますね。今回、とある通勤中の自衛官が迷彩服にタスキ掛け?している事に疑問をもち「迷彩柄」の原点に気づかされたと話題になっているので、ご紹介します。
この投稿をされたのはトシツグ@Toshi_tsuguさん。
霞ヶ浦の辺り、自衛隊の駐屯地があって、自衛官のお兄さんたちの通勤時間だったんだけど、みな反射材のたすきをかけてて「安全週間とかなのかな?」って思った後、唐突に気づいた。迷彩服だからだ。車に気づかれず事故したりしないようにだ、、、ファッションで着る人も気を付けよう、、 pic.twitter.com/1zAiBYPWLj
— トシツグ (@Toshi_tsugu) 2017年7月28日
テキスタイルに取り入られている迷彩(めいさい)とは、敵の目を欺くためのカモフラージュ技術の1つです。カモフラージュとは、敵の視を欺き、対象を発見されないようにする方法です。日本の自衛隊でも、戦闘を想定する場所によってカモフラージュする方法はさまざまです。
駐屯地の近くに住んでいますが、
迷彩服はヘッドライトの反射が少ない感じがします。
気付き難いです。後、隊員の身体能力がハンパないので自転車が異常に速い。— 押紙明らか (@m_ysaki) 2017年7月29日
迷彩服はヘッドライトの反射できない技術で作られているようです。
自衛隊駐屯地と自衛隊団地そばに住んでるけど、夕方の薄暗い時に帰宅の自衛官が戦闘服だと、本当に闇にまぎれて見えないんですよ。最近この反射帯付けるようになって夕方安全になりました。
— ruley(CBR125R) (@mofumofu555) 2017年7月30日
夜間は完全に景色に溶け込みますね。
いや、本当に夜中の迷彩は危ないです!
— Kosuke A (@kosk7412) 2017年7月31日
それでも目立つと、仕事にはならないもどかしさ。
元です。
都市部はまだマシですが、生垣や公園、夜間はマジ消滅しますし、北海道なんてもうもう、タスキ掛けても視認性最悪で反射ベスト着てました。視認性最悪イコール迷彩効果抜群て事なんですけど…。
— Grant㌠@最終回の人 (@SgtCoward) 2017年7月30日
また、迷彩の目的から、子供のレインコートのデザインは危ないのでは?という意見も。
<RT これで思い出した。子供に迷彩の雨合羽着せるのはかなり危険なんで注意して欲しい。只でさえ視界が悪くなる雨の日に植え込みから子供が飛び出してきた事があって、直前までほぼ見えず、辛うじて子供が振り返って生首が現れたように見えて慌てて止まれたけど、徐行してなかったらはねてたと思う pic.twitter.com/CmzJXiVG2D
— バケツヘッド@8月20日甲冑戦闘訓練会 (@Baketu_head) 2017年7月29日
戦闘時に敵に発見されることは不都合ですが、一般道を通るときは本当に命取りになりますね。本業外で迷彩服があだとなり命を落としてしまっては、元も子もありません。日本の山間部の色合いに溶け込むようにデザインされている戦闘服。地域や時間、天気などの環境によって違いはあると思います。
自衛官の通勤のたすき掛けの取り組みのように、私たちも普段着や子供のレインコートなどを着用して道路を歩く時は、「カモフラージュ」していることを理解し安全に着用したいですね。
出典:Twiter@Toshi_tsugu / 出典:Twiter@8月20日甲冑戦闘訓練会@Baketu_head