アホウドリの名前の由来はアホだから?鳴き声は関係なかった!その驚きの生態とは!?

2019.7.18

アホウドリというとちょっと変わった名前の鳥は有名ですが、この名前の由来を知っていますか?

「アホーアホー」と鳴くからアホウドリだと思っていましたが実はそうではないようです!

漢字で書くと「信天翁」である、アホウドリの驚きの生態や名前の由来を調べてみました!

アホウドリはアホだからアホウドリ

出典:wikipedia
さっそく答えになりますが、アホウドリの「アホウ」は「阿呆」からきていたようです。なんて失礼で、そのまんまなネーミングなのでしょうか(笑)

鳴き声は「アホーアホー」ではない

そもそもアホウドリの鳴き声は「アホーアホー」ではなく「ギーギー」といった感じの鳴き声だそうです。私は思いっきり勘違いしてました…。動画があるのでぜひ聴いてみてください♪

動画はこちら


たしかにアホーアホーではないですね。そしてギーギーというより、ゲロゲロゲロ?グルグルグル?(笑)

警戒心がなさ過ぎて簡単に捕まる

では、なぜアホと言われているのでしょうか。

それは警戒心が無さ過ぎて簡単に捕まってしまうからだそうです。

アホウドリの警戒心の薄さは異常で、1メートル先で仲間が殺されても逃げないほどなんだとか。さらに歩くのもゆったりとしているので、言い方は悪いですが確かにアホに見えてしまうのかもしれません(笑)

アホウドリの生態


お次は、アホウドリの生態に迫ってみたいと思います!

アホウドリはかなり大きな鳥

アホウドリは翼を広げると、なんと約2m半もあるそうです!

しかしこんなに大きいのにも関わらず臆病なため、外敵から逃げるように絶海の孤島のような場所で生活することもあるようです。

警戒心が薄いのに臆病ってどういうことだ!?(笑)

アホウドリの生息地

アホウドリは、北太平洋に分布しています。

夏季は日本の更に北の方のロシアとアメリカの間くらいの辺りの海周辺の島で暮らし、冬季になると繁殖のために日本海へ渡ってきます。そして環境省によると繁殖地は、尖閣諸島伊豆諸島鳥島のみとなっています。非常に長い距離を渡ることが出来るんですね。

アホウドリは絶滅危惧種


繁殖地の少なさに疑問を感じた人もいるかもしれません。そうなんです、アホウドリは絶滅危惧種に指定されています。

1949年の調査で絶滅したと宣言されましたが、その2年後の1951年に鳥島で約10羽が発見されました。

つまり今は絶滅危惧種ですが、一時期は絶滅寸前まで追い込まれていたということですね…。

なぜアホウドリが絶滅危惧種に?


ではなぜアホウドリは絶滅寸前まで追い込まれてしまったのでしょうか。

人間の乱獲

その原因は明治時代にまで遡ります。鎖国を終えて開国した日本でしたが、その頃の日本には輸出できるようなものが少なく、羽毛は非常に貴重な輸出品でした。

そのためアホウドリやトキなどの鳥が一斉に乱獲され始めたのです。国際社会に入り仕方ないとは言え、ひどい話ですね…。

アホウドリは簡単に捕まえられた

時代の流れで羽毛が必要になったことに加え、前述したようにアホウドリには近づいても逃げないという特徴があります。

そのため非常に捕まえやすく、ますます乱獲されるようになりました。

100年前は推定500万羽以上→現在4,000羽程度

乱獲が始まる19世紀前後より前は、世界中におよそ500万羽以上もいたそうです。

しかしそれが一時期は人間の都合による乱獲で、10羽程度まで減りました。

現在は、あらゆる人たちの懸命な努力により4,000羽程の数まで繁殖に成功しました。まだまだ長い時間が掛かりそうですがこのまま以前の数まで戻ってほしいですね。

アホウドリとゴルフの関係


そんなアホウドリですが、実はゴルフでもその名前を聞くことがあります。みなさんはご存知でしょうか?

アホウドリ=アルバトロス


ゴルフをしている人ならご存知かもしれませんが、ゴルフ用語ではたびたび鳥の名前が出てきます。

1ホールの標準打数パーより1打少ないバーディー(birdie)、2打少ないイーグル(eagle)、そして3打少ないアルバトロス(albatross)。このアルバトロスこそが実はアホウドリのことなんです!

英語ではアホの意味はない


日本では陸上で上手く歩けない、そして捕まえやすいという特徴から「アホウドリ」と呼ばれていますが、海外では何時間も羽ばたくことなく海の上を優雅に飛ぶその姿から美しい海の女王というイメージが強く、アルバトロスと言う名前に「アホ」という意味はありません。

アホウドリのイメージがこんなにも違うなんて面白いですね!私もアルバトロスって呼ぶようにしようかな!

ゴルフでアルバトロスを使うわけ

元々は用語でこのように鳥の名前が使われることはありませんでした。

ある時、1ホールの標準打数パーより1打少なく上がった人の打球がまるで鳥のように美しい弾道だったことからバーディ(小鳥)と名付けられ、それから2打少なく上がることは小鳥よりも強いイーグル(鷹)の名を用い、そして3打少なく上がることは鷹よりも長く飛ぶことの出来るアルバトロス(アホウドリ)の名を用いることになったわけです!

アホウドリの漢字


アホウドリは漢字で「信天翁」と書きます。なんだか難しい漢字ですね。

この名前の由来は「エサとなる魚が天から降ってくると信じている」という逸話と、見た目がおじいちゃんみたいだということからついたそうです。

これまたアホウドリという名前と同じくらい失礼なネーミングですね…。

まとめ


あまり知られていないアホウドリの生態や名前の由来についてたくさん知ることが出来ましたね。

知れば知るほどアホウドリという鳥になんだか愛着が湧いてしまい、失礼なネーミングに少しずつ腹が立ってきました!(笑)こんなに面白い生態をしているアホウドリがいつか絶滅危惧種ではなくなることを祈ります。

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出典:YouTube(ワタリアホウドリ(1)鳴き声(シドニー沖) – Wandering Albatross – Wild Bird – 野鳥 動画図鑑)/ wikipedia

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