色盲で生まれたウィリアムさん。彼は66歳の誕生日に家族から、誕生日プレゼントをもらいました。バースデーソングを歌い、プレゼントをもらってワクワクしながら箱を空けてみると、そこにはひとつのメガネ。それが何なのかもわからず恐る恐るそのメガネをかけてみると…
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最高の誕生日プレゼント
ウイリアムさん。家族みんなに祝福されて、上機嫌。
誕生日プレゼントももらい、箱を空けてみるとひとつのサングラスのようなものが出てきました。
プレゼントの事は事前に知らされていなかったようで、「ん?サングラスか」くらいの反応でした。
恐る恐るかけてみると…
そこには、66年間生まれて初めて目にする光景。
あまりの感動に、涙が抑えきれません。
でも、泣いている場合ではありません。これまでの遅れを取り戻すかのように、吸い込まれる空の青さをしっかりと目に焼き付けているのです。
多くの人にとって、色が見えているのは当たり前の世界。ウイリアムさんは色が見える世界を想像することすらなかったかもしれません。涙を流しながらも、メガネをかけて何度も何度も目に見える光景を確かめています。そして、そのことを一緒に喜びを分かち合う家族がいて、見ている私たちにも感動が伝わってきます。違いを受け入れて生きている家族に大切な何かを教えられているのかもしれません。