
出典:photo-ac
SNSに画像をアップするのは、多くの人にとって日常生活の一部となりました。しかし、SNSに対するリテラシーは千差万別。どんな投稿が犯罪に繋がるか、情報に対する危機管理の認識は個人によって大きな差があることは否めません。その中で、自宅などのカギをSNSに投稿している人が多くみられ、写真で簡単にカギが複製できることを注意喚起している投稿がありましたので、ご紹介します。
写真からカギを複製する手段としては、現在2つの方法が知られています。
目次
メーカー名とカギ番号
メーカー名とカギ番号、この2つが分かればカギが複製できます。その注意喚起をされた投稿が【俺の合鍵】テレビ多数出演@orekagiさんのツイートです。
【拡散希望】ツイッターや各種SNSで鍵の写真を載せてる人がたくさんいますが、鍵番号さえわかれば合鍵を作られてしまいます。鍵の写真はアップしないようにしましょう!http://t.co/bFvo3FtLii #防犯 #拡散希望 pic.twitter.com/mofwb8TSOL
— 【俺の合鍵】テレビ多数出演 (@orekagi) 2015年6月10日
こちらがメーカー名とカギ番号を説明された画像です。もしかしたら、カギの形だけでカギの製造メーカーが解る人もいるかもしれませんね。
キーキャップをつけたり、鍵を放置しないなどで十分防犯になりますので、身近な人にもお知らせくださいませm(__)m
これは知らないとまずいでしょう;;
3Dプリンタでカギを複製する方法
アメリカ国内で一般住宅用に使用されている「Kwikset(クイックセット)」社の鍵は、防犯、取り付けや交換が容易にできることから普及し、日本でも使用している住宅があります。
出典:hackaday
ほとんど切れ込みがない単純な形なので、写真があれば簡単に3Dプリンタで複製できてしまうそうです。
出典:hackaday
知識のある人がいともと簡単に作れてしまう3Dプリンタ。SNSの使い方によっては自分の投稿が思わぬところで犯罪を引き起こす可能性があります。SNSにはカギの写真を投稿しないということだけでなく、日頃からインターネットの進化に併せ、私たちの意識もアップデートしていく必要がありますね。
また、Twitterにカギの投稿をされた【俺の合鍵】さんのツイートも、ぜひご覧ください。
【俺の合鍵】テレビ多数出演@orekagi
出典:Twitter@black_eochair / 出典:hackaday / 出典:photo-ac