
アメリカ、ニュージャージー州にあるプリンストン大学の図書館に所蔵されているもので1926年当時日本で遊ばれていた“すごろく”が公開され、海外掲示板でそれを見た外国人に大きな反響を呼んでいます。
■世界を舞台にした日本のすごろく(1926年)
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まず、世界地図を90度横にした(左が北、上が東)とする見せ方としていることと、ヨーロッパ、アメリカの各国の文化を良く捉えていてる象徴が正確に映しだされているのに驚きです。日本人にはお馴染みの“すごろく”ですが、移動するルートが当時の海洋航路が反映されていて非常に完成度が高いと思います。
<これを見た外国人の反応>
・インドのタージ・マハルとキリスト様の十字架が繋がってるのがいいね
・ボルネオ島にいるのは人食い人種かな?
・南アフリカはけっこうヒドいな
・日本の地図なのに意外と日本を小さく描いてあるんだね
・ニューヨークのウールワースビルが象徴になっているのは1920年代らしいね。
他にも、1890年から1950年で遊ばれていたすごろくがありました。
■少年世界一周すごろく(1909年)
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■こども遊びすごろく(1917年)
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■現代婦人すごろく(1913年)
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■大東亜共栄圏一周旅行すごろく(1944年)
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■科学大阪教育大学マンガ-原子すごろく(1950年)
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いかがでしたでしょうか?当時の日本人の関心が遊びのものにも反映されていて非常に興味深いものですね!