
出典:nao.ac
年間三大流星群のひとつであり、一晩で見られる流星数が年間最大の「ふたご座流星群」が12月14日に極大をむかえます。これは見逃せません!
【ふたご座流星群が14日(木)に極大】毎年ほぼ一定して多くの流星が観測できる流星群。観測できる流星の数は、条件が良いエリアで、1時間に45個程度と年間最大!気になる天気は、太平洋側ではバッチリ見られるところが多くなりそうです。https://t.co/N8Fv9bWiCv pic.twitter.com/5KJZDTu71i
— ウェザーニュース (@wni_jp) 2017年12月6日
一年を通じてさまざまな流星を見る機会があると思いますが、中でも最も注目を集めるのが「ふたご座流星群」。1時間あたりの流星数が40個から60個、さらに多いときには100個近くに達する光景は圧巻。思わず見惚れてしまいます。
見頃の時間帯は!?
気になるのは見頃の時間帯。今年の見頃は…
・(第一候補)12月13日日没後~14日日の出(日本時)
・(第二候補)12月14日日没後~15日日の出(日本時)
とされています。今年は残念ながら極大時刻が12月14日16時頃と予想されており、この時間は日本では昼間になるため、流星を観察することができません。そこで、日本において見頃となるのが、14日の0時過ぎ(13日の夜)前後の数時間だと考えられています。
ふたご座流星群の場合、20時頃から流星が出現し始めるとされていますが、この時間帯では放射点がそれほど高くないため、本格的な出現とは言えません。放射点の高度が一番高くなるのは深夜の2時頃ですが、流星が増えてくるのは22時頃からになります。つまり、13日22時~14時0時過ぎくらいまでが一番の見頃となります。
方向にはこだわらず、広い範囲で空を見上げましょう!
出典:nao.ac
流星は「放射点」を中心にして出現(放射状に)すると言われています。今回のふたご座流星群の場合は、カストルのすぐ近くに放射点が確認できると思います。
しかし、この点のまわりだけに流星が現われるのではなく、空のどの方角にでも現われるので、放射点は参考程度におさえておくぐらいがちょうど良いです。
当日は防寒対策を徹底して、ふたご座流星群を堪能してください!
こちらは、2014年12月14日の深夜に撮影されたというふたご座流星群。流星を約3分間に7個とらえている貴重な映像です。ぜひご覧ください!
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