一体誰が?!世界遺産「ナスカの地上絵」に落書き!その目的とは?

12月8日、南米・ペルーの世界遺産約2000年前に描かれたとされている「ナスカの地上絵」の最も有名な絵の一つ、ハチドリの地上絵の隣に、巨大な落書きがされた。

slide_388336_4681946_compressed
slide_388336_4681952_compressed

そして落書きをしたのは、環境保護団体「グリーンピース」であることがわかった。そのメッセージは「変化する時が来た!未来は再生可能 グリーンピース」と、実際に地面をほったものではなく、黄色の布で文字はつくられた。

slide_388336_4681954_compressed
slide_388336_4681956_compressed

温暖化対策の新たな枠組みを協議する国連の会議「COP20」が、首都リマで12月9日から始まる前にメッセージを届けるのが狙いだった模様。これに対し、ペルー政府は猛抗議、グリーンピースの活動家に対し、法的措置を取る方針という。

一方のグリーンピースは、今回の事件に関し、「深く反省している」との見解を表明。また、「地上絵には一切触れていない」とするコメントを正式に発表しました。

今回の国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)で気候変動に対する解決の糸口を見つけられなければ、このような貴重なナスカの地上絵も未来に残すことができなくなります。グリーンピースは、このナスカの地上絵はもちろん、自然エネルギーでまかなえる持続可能な未来を残したいと考えています。

この活動は、考古学者の監督のもと4カ月の準備を経て進められました。当日も考古学者が同行し、グリーンピースのスタッフは遺跡に跡を残さないよう、指導を受けながら慎重に行いました。今回の活動で、ナスカの地上絵には一切触れていません。

http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2014/pr20141210/

参照:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141211-00000023-jij_afp-int&pos=1

関連記事(外部サイト)

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事