ひらがなだけで書かれた、詩のようなメッセージ…これは、一体何でしょう?
実はこれ、「パングラム」といって、全ての文字を使って意味のある文章を作る"言葉遊び"なんです!アルファベットでのパングラムが代表的ですが、「いろはにほへと…」から始まる『いろは歌』も、日本語のひらがなパングラムの一つ。
今回Twitterにこちらを投稿したのは、演出家や脚本家として活動している八十嶋悠介(@yaso_0111)さん。内容を読んでピンときた人もいるのではないでしょうか。これ、何を表しているか、分かりますか?
ひらがなを一文字ずつしか使えなくなった宮沢賢治です#パングラム pic.twitter.com/01FMsvITm6
— 八十嶋悠介 (@yaso_0111) 2018年3月14日
なるほど!宮沢賢治の『雨ニモマケズ』に、「ひらがなを一文字ずつしか使えない」という制限を加えるとこうなってしまうんですね!
「はらへるころ おみそくう しすてむ」に思わず吹き出してしまいますね。システムだったのか(笑)
さらに八十嶋さんは、他にもいろいろな「ひらがなを一文字ずつしか使えなくなった」シリーズを投稿しています。
ひらがなを一文字ずつしか使えなくなった吉幾三さんです#パングラム pic.twitter.com/WuY087xUWC
— 八十嶋悠介 (@yaso_0111) 2018年3月18日
吉幾三さんの『俺ら東京さ行ぐだ』ですね!ひらがな一文字ずつになっても、あの歌だとすぐわかるのがすごい!
ひらがなを一文字ずつしか使えなくなったさだまさしさん#パングラム pic.twitter.com/nn8DuSIMyh
— 八十嶋悠介 (@yaso_0111) 2018年3月25日
こちらはさだまさしさんの『関白宣言』ですね~!
なんだか関白具合がマイルドになって、より可愛い旦那さんになった気がしますね(笑)
そんな八十嶋さんのパングラムに、さまざまな感想が寄せられています。
「凄い・・・ひらがな全部入ってる!!」
「初期のドラクエ感」
「『全英プルースト要約選手権』を思い出した。
『全国雨ニモマケズ要約選手権』なら優勝間違いなし。」
「しすてむはノルマ?w」
パングラムをストーリー要素に用いた、小説や漫画を思い浮かべた方も多かったようです。実はいろんなところで使われているのかも?
ひらがな一文字ずつのパングラム、ちょっと挑戦してみたくなりますね!
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出典:Twitter(@yaso_0111)