落ち込んだり、ストレスや不安を抱えていたりする時、つい「死にたい…」という言葉が頭に浮かんでしまった経験はありませんか?
そんな気持ちに向き合うひとつのヒントとして、もる(認知行動療法@ADHD)(@ADHD__bot)さんが実践しているという「適切な感情表現を探す」方法が話題になっています。
私の自動思考「死にたい」が消えたって、こういうこと。
1)「死にたい」がわいたら、原因(グレー文字)を考える。
2)「死にたい」に変わる適切な感情表現を探す。これまで自分の感情に対して、手抜きしてきたな って思う。
自分を大切にするって、感情(心)を大切にするのと通じている pic.twitter.com/O6aaI0bIiu— もる(認知行動療法@ADHD) (@ADHD__bot) 2018年6月11日
つらい時、深く考えずに「死にたい」の一言で表してしまうのが楽なのもわかる気がします…。でも、自分が本当に感じていることは何だろう、と立ち止まって考えてみることが、自分を大切にすることにもつながるのですね。
もるさんの思考方法についての考察は、モーメントにより詳しくまとめられています。
ここ数日~今日の思考をモーメントにまとめてあります。もし、誰かのお役に立つのであれば、嬉しいです。https://t.co/YqSCc4pYJZ
— もる(認知行動療法@ADHD) (@ADHD__bot) 2018年6月11日
もるさんのツイートを読んだ人たちからは、次のような反応が寄せられています。
ADHDの方が地道に認知行動療法やっているのに尊敬!!
私は感情に気づけるって大切だと思った。苦しいけど、大切。— 和音(かずね) (@DesertRose0930) 2018年6月12日
言葉を知らなかったり どの感情にどの表現が合うのかを知らなかったりすると 極端で単純な言葉で多くの状況を表してしまうと思っています 「悲しい 腹が立つ もどかしい 照れ臭い がっかりした 面倒くさい」をどれも「うざい」で表していると 周囲も自分も細かな感情が分からなくなってくる気がします
— t/砂雲空風 (@shiyokatadragon) 2018年6月12日
“浦河べてるの家”でも同じ事をするそうです!
死にたい時の「なつひさお」チェックなるものがあり、それぞれ
・な=悩んでる
・つ=疲れた
・ひ=暇
・さ=寂しい
・お=お腹すいた/お金ない
と読み替える努力でした…!
より精密にすると、もるさんのになります…!— hauN / es+ (@cardinalcross) 2018年6月13日
中には「原因がわかっても解決方法がわからない…」という声もありました。
でも、解決ばかりを焦って求めてしまうのも、自分の気持ちがわからなくなってしまう理由の一つかもしれませんね。
まずは、自分で自分の気持ちを大切にしてあげることから始めてみるという考え方は、いろいろな場面で役に立つのではないでしょうか。
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出典:Twitter(@ADHD__bot)