
※こちらの記事は2018年の6月に公開した記事を再編集したものです。
道路警備の警備員さんに対するあるクレームを取り上げたツイートが話題となりました。そんな警備員に対するクレームに物申す一連のツイートが話題となっているのでご紹介します!
目次
そんなクレームあり得ない!
投稿されたのは、Twitterユーザーの銀の麦(腐魔女承認済)@k_ginnomugiさん。
猛暑日の路上工事で、気温36度
警備員さんに木陰寄りに立っていて下さい
全面通行止めですし、
せめて工事中断する12時~13時は椅子に座って体力温存して下さいと警備依頼主が言ったのに
善良なる市民が『座って警備とかありえない』とクレームつけてきた熱中症で倒れたら誰が責任とるんだよ
— 銀の麦(腐魔女承認済) (@k_ginnomugi) 2018年6月25日
銀の麦(腐魔女承認済)@k_ginnomugiさんのツイートは続きます。
片側交互は無理でも
全面通行止めには、座って警備を少しは認めて欲しい— 銀の麦(腐魔女承認済) (@k_ginnomugi) 2018年6月25日
道路使用許可に
全面通行止めに限り
交通誘導に支障を来さない範囲で、椅子等に着席した状態での誘導を認めるって文章入らないかなぁ?
若くても、高齢でもこの季節の路上警備はしんどい
そして高齢者の警備員は増えてる
このままでは本当に熱中症で死んでしまう— 銀の麦(腐魔女承認済) (@k_ginnomugi) 2018年6月25日
情けないのは、
「なるべく日陰にいて下さい」と指示した警備依頼主で本気で日陰側に立つバカがいるか!
と怒り出すアホがいる事
だから「本気にしていいのかな?」と信じてくれない警備員さんがいる— 銀の麦(腐魔女承認済) (@k_ginnomugi) 2018年6月25日
警備員ツイートが伸びてるので広がって欲しい
ある日のアスファルト舗装材温度は165度
これを土木作業員は扱うけど、その作業員でさえ動けるだけまだマシ
動けないまま同じ所に立っているのは無理と言います
それ位、炎天下の路上警備は辛い— 銀の麦(腐魔女承認済) (@k_ginnomugi) 2018年6月26日
炎天下のアスファルト舗装は通行可能温度差までなかなか冷めません
だから昼食ナシ通し作業で、可能な限り早く終了「一見したら工事完了状態」にする場合があります
その後無理に通行しようとする車両・歩行者を見張ります怠けているように見えるかも知れませんが、そんな事はありません
— 銀の麦(腐魔女承認済) (@k_ginnomugi) 2018年6月27日
作業員不在で、警備員がいて
更に13・14時以降に水分補給してるのが
「水ばかり飲んでる」に見えるかも知れませんが誤解です昼食ナシ透し作業
一息つけて、やっと水分補給
熱々のアスファルトを強硬突破する歩行者・軽車両を通らせない為の警備継続なのです
それにクレームを入れないで下さい— 銀の麦(腐魔女承認済) (@k_ginnomugi) 2018年6月27日
ただでさえ過酷な警備の仕事、炎天下の中で行うこの時期の警備はなおさら過酷です。熱中症を引き起こせば、命にも関わります。
そんな大変な仕事の中で、業務に支障がない範囲の中でとっている休息…。端から見れば、「座って警備なんて…」などと言いたくなる人も中にはいるでしょう。表面だけを切り取って見れば、そう思ってしまう人もいるかもしれませんが、そのようなクレームが警備員の首をさらに締めつけることになります。

(寄せられていた声)
・警備会社で働いていた者です。やはり毎年数人亡くなるんですよ。高速道路の工事とかではなく普通の現場で強い日照や雨でも勤務していて帰宅後そのまま死亡とか。会社の講習では『健康管理の不足で毎年数名亡くなられますが』という説明でした。勤務時間内での死亡ではないから労災使えないそうです。
・この仕事を始めた頃に多くの先輩から、警備員は立ちっぱなしの仕事、座ってはいけない、と教えられました。それから10年以上が経過しました。座って休んでもいいという現場がある、正直それに驚いております。 この「善良なる市民」に、「じゃあんたやってみて」と言ってやりたいです。
・元警備員です。 責任無いから言えるんですよね。
・自分も警備員なので、毎年のように倒れると聞かされております。こういうのを広めてもらうと、大変ありがたいです!
・善良な市民は無責任です だって、彼等には「責任」がないですから 責任者には、人命を守る「責任」があります 私も、責任者として真夏はなるべく休息を与える様にします 人命が最優先ですからね。
人命が最優先… まさにその通りだと思います。警備員の仕事も命がけ。今回ツイートされているような事情を多くの人が考慮しなければなりません。安易に「座って警備とかありえない」といったクレームは言えないはずです。