
うだるような暑い日々が続き、連日のように熱中症に関するニュースが報じられています。命に関わる熱中症… 高齢者や幼児だけでなく、老若男女すべての人々が熱中症にかかる可能性があります。
今回、雲研究者であり、気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎@arakencloudさんが、熱中症対策の必要性をTwitterで発信してくれています。
熱中症の応急処置を知っておいて下さい.高温は豪雨のように映像的に派手ではありませんが,熱中症による死亡者数は毎年約500名,今年同様に記録的猛暑だった2010年は1745名に達しています.特に住宅での高齢者の熱中症,幼児の熱中症に要注意です.適切に対策すれば防げます.https://t.co/h3tiw7kN97 pic.twitter.com/Ijhg27TDTi
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2018年7月15日
こちらは熱中症になってしまった時は何をすべきか?というポイントが記載されています。
高齢者や子供の注意点が書かれています。ちょっとした変化を見逃さず、細かい部分に気を配り、対策を徹底することが大切です。
(寄せられていた声)
・よほど気をつけて対策しないと、外も、家の中も危険ですね。
・そんな中、学校は冷房なしで教室33℃位で明日から20日まで通常通りです。
・今までにない暑さなので本当に気をつけてくださいね無理はしちゃダメです。
・熱中症は脳と筋肉の低温やけど、半熟になったら元に戻らないって話を安全衛生講習会で聞いたことがあります。
目次
気象庁発表の最新の気象情報と併せて利用すべき!
熱中症対策と併せて利用すべきなのが、気象庁発表の最新の気象情報です。特に最高気温35℃以上が予想される場合、前日の夕方から当日朝に高温注意情報が発表されます。
高温=熱中症のリスクがそれだけ高い ということになりますので、事前に翌日などの天気予報は頭に入れておくべきです。
夏は積乱雲にも要注意!
夏は気温のほかに、積乱雲にも注意が必要です。地上気温が上がると大気の状態が不安定となり、積乱雲が発達しやすくなります。荒木健太郎@arakencloudさんの著書では積乱雲の仕組みを解説していますので、そのあたりの知識をもっておきたいという方はぜひチェックしてみてください!
気象絵本『#せきらんうんのいっしょう 』が出ます!落書き「積乱雲の一生」をもとに,夏空で交錯する様々な想いを描きました.積乱雲の心を感じ,雲と上手な距離感で付き合いながら,夏空を楽しむきっかけになれると嬉しいです.スレッドでラフ公開してます.ぜひご覧下さい.https://t.co/CenkzqN9N7 pic.twitter.com/y1Ytwdzfr3
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2018年6月22日
まだ7月の中旬。まだまだ暑い日々は続きます。2010年以来の記録的猛暑となりそうな2018年夏。熱中症を予防するためにも、ある程度の知識は備えておくことが必要です。
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出典:Twitter(@arakencloud) / wbgt / jma