
USオープンで、大坂なおみ選手が日本のテニス史上初の4大大会シングルスを制覇。一世一代の快挙に、日本全国が歓喜に包まれました。
Your 2018 #USOpen champion...@Naomi_Osaka_ ?? pic.twitter.com/yAPFaezBpz
— US Open Tennis (@usopen) 2018年9月8日
しかし、会場は審判の判定などに対するブーイングに包まれるなど異様な雰囲気に。勝ったはずの大坂選手を祝福する空気ではありませんでした。
Opinion: It’s shameful what US Open did to Naomi Osaka https://t.co/toWvPZ6BY1 pic.twitter.com/vtTHjjPcGW
— New York Post (@nypost) 2018年9月10日
試合では、セリーナが違法コーチングで主審に警告されたストレスを制御できなくなり、ラケットをコートにたたきつけたり、主審に暴言を浴びせるなどして自滅してしまいました。
これに対して、NYポストは「USオープンは恥を知るべきだ。このこと以上にスポーツマンシップに欠ける出来事が過去にあったかを思い出すのに苦労する」と強い論調で協会や観客らを批難。
「この試合で失われたものがあったとしたら、それはナオミが歓喜する姿だ」と大坂選手を擁護しました。
この一連の出来事に対しては多くの声が寄せられていました。
NYポストがまともな記事を書いている
セリーナも彼女のファンも、USテニス協会も、優勝セレモニーでの振る舞いは恥に思うべきだね
エゴの塊となった元王者ほど、見ていて辛いものは無いhttps://t.co/jQvgspLPrS
— ナマケモノ (@kazumi49133470) 2018年9月9日
The New Yorkerも大坂なおみのsorryをapology と受け止めています。とても正視に耐えられない時間でした。日本人は大坂なおみの歴史的な偉業を台無しにしたセリーナに対し、また観客マナーに対し怒るべきです。#全米オープン https://t.co/dXNzcn5PQX
— ナポリーノ・ナポリーニ (@michirok) 2018年9月9日
本当だ。NYポストが主催者と観客とセリーナをぶった斬ってる。まあ言い難いけどアメリカがスポーツマンシップとフェアネスを"当然のこと"として重んじていると感じることって、ごめんけど少ない。その一方で必ずこうして付和雷同の風に流されない、内省的な声が上がるのがアメリカの素晴らしさ。
— Ⓖ子 (@G_G_Type) 2018年9月9日
表彰式では、大坂選手が「こんな形で終わって、残念です。でもありがとう」と涙声で話すと、会場はブーイングから一転して温かい拍手に包まれていました。
本当は喜びを爆発させたかったはずの大坂選手。会場の騒然とした雰囲気を感じとり、大きく喜びを表すことは控えていました。歴史的な偉業を達成した瞬間に、このような事態となったことは残念です。
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出典:Twitter(@nypost) / Twitter(@kazumi49133470) / Twitter(@michirok) / Twitter(@G_G_Type)