人口6人、猫200頭以上 猫の楽園「青島」の知られざる現実…全頭に無料不妊手術を実施した理由とは?


人口6人、猫200頭以上が住んでいる瀬戸内の猫島「青島」。この度、全頭に無料で不妊手術が行われたそうです。

ネコが多い島として、世界的にも有名な愛媛県大洲市の青島。しかし、住民6人に対し、ネコは210匹以上。高齢化により将来的に世話が難しくなることなどから、無料不妊手術の要請が公益財団法人「どうぶつ基金」(兵庫県)にあり、実現したそうです。



3名の獣医がわずか1日で172頭に手術を施した

10月2日にどうぶつ基金の獣医師ら約20人が島に渡り、ネコの捕獲を開始。手術は3日午前から行われたそうです。当初、手術は3日間行う予定だったようですが、4日の定期船最終便が悪天候のため欠航する恐れがあり、1日で終わらせる方針に変更。3名の獣医がわずか1日で172頭に手術を施したといいます。




写真集には決して載らない現実

岩合光昭さんの写真集で有名になった青島。その光景から「猫の楽園」とも称され、世界各国から観光客が押し寄せました。しかし、観光客に気まぐれに与えられるだけのエサにありつけず、痩せ細った猫たち、飢えて食い殺された子猫の死骸など… 写真集には決して載らない現実がそこにあったといいます。

こうした状況をみかねた観光客や地元のボランティア達からどうぶつ基金に依頼があり、今回のさくらねこ一斉TNRが実現したそうです。



こちらは、島で猫の世話を続けているKさんが「どうぶつ基金」のスタッフにかけた言葉です。

助かります。手術に反対の考えを持っている人も居るけど、本当に大変なんです。このままでは猫たちが可哀想なんです。子猫たち、すぐ死ぬんですよ。オスに噛み殺されてね、頭だけになったり、手足だけバラバラになっていたり。もうそんなの見るのはイヤなんです。 

メスもね、ご飯を食べることもできないくらい、オスに囲まれて襲われ続けてるんですよ。だから手術をして下さることで、それらが無くなって、ケンカも無くなってくれたら本当にうれしい。70年間生きてきて今日が一番うれしいです。本当にありがとうございました。


今回の一斉TNRにより、ほぼすべての猫への不妊去勢手術ができたといいます。青島の猫たちはこれ以上増えることはありません。

表向きは猫の楽園として知られていた青島。今回の大規模な不妊去勢手術により、悲惨な思いをする猫がいなくなればいいですね。地元のボランティアの方々や住民をはじめ、当地を訪れた観光客など、多くの人達の猫への思いが今回の一斉TNRにつながったと思います。

無料不妊手術の要請に対する資金不足は深刻

全国から殺到する無料不妊手術の要請に対して資金不足は深刻だといいます。産まれてすぐに殺される… そうした悲劇をなくすために、TNR無料不妊手術を支援できる仕組みがあります。

さくらねこサポーター

公益財団法人どうぶつ基金

さくらねこ無料不妊手術のためのご寄付のお願い

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出典:prtimes

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