出典:Twitter
1990年代の音楽シーンで大活躍した、ミュージシャンの小沢健二さん。
長らくの活動休止期間を経て2010年から活動を再開、新曲の発表などもあり注目されていましたが、ついにTwitterアカウントを開設したとして話題を集めています!
既にいくつかツイートが投稿されていますが、その内容がなんとも“オザケン節炸裂”という感じ!さっそくご覧ください……!
“humble brag” ハンブル・ブラグ とは、へり下ったふりをした自慢のこと。見ますよね、よく。例えば「昨晩ツイッター始めたものの、朝起きたら1万人以上のお名前が並んでいて、どなたにフォローお返ししたら良いかわかりません!」とか。でも本当にどうしよう。考えます。
— Ozawa Kenji 小沢健二 (@iamOzawaKenji) 2019年4月6日
う~ん、140字足らずの1ツイートなのに、なんだかエッセイのよう。
小沢さんといえば、1994年から1997年の間に雑誌『オリーブ』にて連載されていたエッセイ『DOOWUTCHYALiKE(ドゥワッチャライク)』が多くの読者から熱い支持を受けていました。
今回のTwitterにも、その頃のエッセイの雰囲気を感じた多くのファンの方から感動の声が届いています。
中でも大きな反響を集めているのが、「中学生諸君、」という呼びかけから始まるこのツイート。
中学生諸君、社会の試験で「日本の主食はお米、アメリカの主食は?」とあったら、答えは「パンは副食(side)で、チキンやパスタ等、その日のメイン料理が主食。パンは補助的な存在で、設問はむしろ日本の食事観と集団的思いこみを表してますね、先生」と書くのをこらえて「パン」と書こう。
— Ozawa Kenji 小沢健二 (@iamOzawaKenji) 2019年4月7日
これぞまさに“オザケンらしさ”満点のツイート!
アメリカ在住経験のある小沢さんらしい視点からの、「日本の食事観と集団的思い込み」への鋭い指摘です。
小沢さんのツイートに対するファンの皆さんの反応
小沢さん
おはようございます✨朝から小沢さんのドゥワッチャツイートを読めるなんて...泣けてきます...?
いつもありふれた回答しか出来ませんね。多様性を認めない日本の学校社会には閉塞感を覚えたことがありました。— naive (@q_szl) 2019年4月7日
日本の教育では知らず知らずのうちにそういうのが刷り込まれていますよね。
日本の「食事観」でアメリカのメイン料理に当たるのは「主食」ではなく「主菜」な気もします。
でも普段の生活で「主菜」っていうのもあまり使わない気もするけど?— ペジぽん(麻布六本木町饂飩坂前)???✨ھ (@Qroocklyn) 2019年4月7日
これはわたし個人の見解ですが
"的確に小学生の子でもわかりやすく噛み砕いて、今の日本の悪いところのひとつである多数決社会の例、結局は大きい声をあげる方が正解だと思ってついてっちゃう事なかれ主義な人の多さ"
を上手に皮肉って(良い意味で)小沢さんはあらわしてはるのかなって思いました◎— ??P?ηČʰค?(1993 DAT Mix)?? (@yuzuccoharu502) 2019年4月7日
「食文化」という身近な題材に対し、鋭くおしゃれな皮肉で私たち日本人の思い込みをサラリと覆していく小沢さんのツイート。90年代に若者たちのカリスマとして活躍した小沢さんですが、今でもその影響力は健在なようです。
今後もどんな言葉で私たちを驚かせ、ハッとさせてくれるのか、楽しみですね!
Ozawa Kenji 小沢健二(@iamOzawaKenji)- Twitterアカウント
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出典:Twitter(@iamOzawaKenji)