ノースリーブとタンクトップの違いは?実はどちらかは和製英語なのです!

「ノースリーブ」「タンクトップ」、日頃からよく使う言葉ですよね。暑い夏には涼しいファッションにも欠かせないアイテムですが、その明確な違いをご存知ですか?

レディースのお洒落着でよく聞く「ノースリーブ」と、マッチョ男性が着ているイメージが強い「タンクトップ」。意外と知らない、その違いについて詳しく解説していきます!

ノースリーブとタンクトップの違い

ノースリーブ

ノースリーブは英語の「no(ない)」「sleeve(袖)」を組み合わせた言葉。その名の通り、袖がない洋服全般を指す呼び方です。

例えば、古くなったYシャツの袖を切ってワンピースを作った場合、それもノースリーブの一種になります。

タンクトップ

対してタンクトップは、袖がなく肩が大きく露出するデザインの洋服のこと。競泳用水着のタンクスーツに似ていることから、こう呼ばれるようになりました。

実はどちらかは和製英語?

ノースリーブが和製英語

英語が語源のノースリーブは、実は日本で生まれた和製英語。元々英語では「French sleeve(フレンチスリーブ)」や「sleeveless(スリーブレス)」と呼ばれていました。

海外でノースリーブと言っても通じないかもしれないので、要注意!

ランニングは?

基本タンクトップと同じ

タンクトップと同じく、マッチョ男性が着ていそうなイメージのある「ランニング」。現在日本で使われている呼称としてはほぼ同じものを指す言葉です。

元々ランニングは、その名の通り陸上競技用の袖なしシャツを指す言葉でした。中には袖ありのランニングシャツもあるのだとか!

使い分ける場合はランニングは下着

実質同じものを指す「タンクトップ」と「ランニング」ですが、あえて使い分ける場合はランニングは男性用の下着や運動着などを指す場合が多いです。

タンクトップは女性用のお洒落着や下着などを指す場合が多いようですね。

代表的なノースリーブ・タンクトップ・ランニングな人達

スギちゃん

ノースリーブの代名詞、スギちゃん。「ワイルドだろぉ」のギャグで数年前に大ブレイクして以来、ノースリーブと言えばこの人!というイメージがありますね。

スギちゃんの衣装と言えば、Gジャン(デニムジャケット)の袖を切ったもの。元々袖が長いものを袖なし服に変えているので、「ノースリーブ」以外の何物でもありません。

武井壮・武田真治

アスリートでもある武井壮や、昨年NHKの『みんなで筋肉体操』で一躍注目を集めた俳優の武田真治のような、マッチョな肉体を持つ人たちが着ているイメージがある洋服は、ノースリーブではなくタンクトップの方。

タンクトップは元々競技用の洋服だったので、動きやすく腕や首、胸元などが大きく開いています。屈強な筋肉を披露するのにはもってこいの洋服ですね!

裸の大将(山下清)

昔から有名なランニング姿の有名人と言えば、“裸の大将”の愛称で有名な画家の山下清。日本中を放浪して見てきた景色を美しい貼り絵に残し、世界的に有名になった画家です。

“放浪の画家”のイメージから数多くのドラマや映画になり、その中でのランニング姿と放浪した先で絵画を完成させる姿が印象的ですが、実際の山下清は放浪した先で絵画を仕上げるのではなく、旅から帰ってきてから見てきた風景を思い出しながら絵画にしていたのだとか!すごい記憶力ですね。

【まとめ】ノースリーブとタンクトップの違いは?

間違えやすい「ノースリーブ」と「タンクトップ」の違い。迷いそうになったら、とりあえず「ノースリーブはスギちゃん」「タンクトップは武井壮」とだけ覚えておけば迷わずに済みそうですね!

関連記事(外部サイト)

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事