秋に産卵のため、川を下るアユなどには効果的な漁法とされるヤナ漁。そんなヤナの上に、一瞬目を疑ってしまう生物が乗っかってくるという驚きの出来事が…!その瞬間を撮影した動画がTwitterで話題となっているのでご紹介します!
ヤナ漁とは、川の中に足場を組み、木や竹ですのこ状の台を作った梁(やな)という構造物を設置。上流から泳いできた魚がかかるのを待つ漁法ですが、一体何がかかったのでしょうか!?
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まさに奇跡の瞬間!
奇跡的な瞬間を撮影し投稿されたのは、天然鮎料理みやちかのTwitterアカウントです。
ヤナに「オオサンショウウオ」が‼️ pic.twitter.com/YYzcK3Jl2c
— 天然鮎みやちか|鮎料理|ヤナ体験|岐阜長良川 (@miyachika7) 2019年8月5日
なんと、ヤナの上の乗っかってきたのは、特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオ!すごい光景ですよね…。オオサンショウウオは、岐阜県以西の本州・四国・九州の一部で、主に河川の上中流域に生息すると言われていますが、渓流だけではなく小川や用水路でも見られることもあるといいます。
それにしても、まさかヤナ漁の最中にオオサンショウウオがお目見えするとは驚きました。
寄せられていた声
驚きの光景に対しては、「初めて見た」「可愛い」といった声など多くの声が寄せられていました。
お散歩してたらなんか変なところにたどり着いた感がかわいい
— 多趣味野郎 (@Jz8HiVEK4ur4PgM) 2019年8月6日
美並?刈安?大ウナギも偶に来るよね?
— 魔太郎 (@matarou215) 2019年8月6日
こんばんは。オオサンショウウオ初めて見ました。特別天然記念物ですからね。
— 水沼洋 (@el6wOMiw9eAC30u) 2019年8月5日
特別天然記念物のオオサンショウウオがヤナに偶然乗っかったのを撮影するなんて一生に一度はあるかないかの奇跡の瞬間ですね?。
— 池田匠吾 (@shogo19910829) 2019年8月6日
生きた化石と呼ばれる
オオサンショウウオは、オオサンショウウオ科の日本固有種であり、世界最大の両生類とされています。最初にスイスで発見された3千万年前の化石と現在の姿がほぼ変わっていないことから、「生きた化石」とも呼ばれています。
全身は茶褐色をベースとして黒色の斑紋があり、生息場所である川底によく似た保護色をしています。手足は短く、小さなまぶたのない目などが特長です。人によって不気味に見える方もいれば、可愛いと思われる方とに分かれそうです。ヤナ漁にかかったオオサンショウウオの姿は、なかなか見られる光景ではありませんね!
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出典:wikipedia.org / Twitter(@miyachika7)