世界一臭い食べ物ランキングTOP5!1位はやはり最恐の缶詰!

2019.8.25


臭いものというのは一般的に嫌いな人が多いと思います。しかしなぜか食べ物に関してはその独特なクセが好きという人や、食べるとおいしいというものも多く、人の興味を突き動かしますよね。

日本にも納豆や鮒寿司、行者ニンニクなど臭いの強いけれど好きな人も多い食べ物が多くあります。そこで今回は世界で臭い食べ物TOP5を紹介したいと思います!



臭いの単位:アラバスター

臭いは数値化することに成功しています。それがのアラバスター(Au)単位です。このアラバスターは、臭いを客観的に数値化するために開発された装置アラバスターが算出する臭いの単位です。

この装置が出した数値が大きければ大きいほど臭いということになりますので、今回のランキングもこのアラバスター単位に準じてランキングしています!

ちなみに、日本で代表的な臭い食べ物の納豆は452Auなので、これを基準に見ていくと面白いかもしれません。




臭い食べ物ランキングTOP5!

5位 日本で一番臭い食べ物!!


くさや(加熱済み)【日本】1267Au

くさやは伊豆諸島でつくられるの干物です。クサヤモロなどの新鮮な魚を開き、清水で綺麗にした後、「くさや液」や「しょっちょる」と呼ばれる発酵液に漬け込みます。この発酵液は干物を浸すための塩水を繰り返し使用してきたもので、魚醤に近い風味を持ち茶褐色の粘り気のある液体です。古いものほど旨味が出るとされ、2~300年も続いているとされる発酵液もあるそうです。魚は一昼夜、もしくは二昼夜漬け込まれた後、一日ほど天日干し、乾燥を経て完成します。

できあがったくさやは全体的に銀杏のような臭いともドブのようとも形容される臭いを発しています。また、焼くことで臭いが増すという特徴があります。加熱前が447Auなのに対して、加熱後が1267Au数値が3倍にもなるのは驚きですね!


4位 臭いだけじゃない、作り方が猟奇的な北極圏の発酵食品!!

キビヤック【北極圏】1370Au

キビヤックは臭いが強烈なことはもちろん、作り方や外見、食べ方が衝撃的な食べ物でもあります。グリーンランドのカラーリット民族やカナダのイヌイット民族、アラスカのエスキモー民族といった北極圏の先住民族に伝わる漬物の一種です。60~70羽ぐらいのアパリアスと呼ばれる海燕の一種を日陰で一日ほど放置したものを、内臓と肉を取り除いたアザラシの腹中に詰め込み、アザラシの腹を縫い合わせます。このアザラシを土の中に埋め3年ほど発酵させることで完成します。

土から出した後はアザラシではなくアパリアスの方を食します。アザラシの腹部から取り出したアパリアスの羽をむしり、総排出口に口をつけてることで発酵し液状になった内臓をすすります。ずいぶんとダイナミックな作り方と食べ方をするこのキビヤックは肉の発酵させているため、強烈な臭いになっています。

3位 世界で一番臭いチーズ

エピキュアーチーズ【ニュージーランド】1870Au

このチーズを作っているのはニュージーランド最大の乳業企業のフォンテラ社です。この企業はニュージーランド国内で年間約160億リットル、全世界では年間約220億リットルの生乳生産量を持っている大企業です。一般的なチーズは種類にもよりますが、通常長くても1年の熟成期間のところ、このエピキュアーチーズは3年とかなりの長期熟成させて作っているチーズになります。また、缶詰の中で発酵させることで乳酸菌発酵による炭酸ガスや硫化水素などが発生し、缶詰が膨満して破裂しそうな形状を呈することにあります。

このように3年という超長期熟成、缶詰という密閉空間にしていることがエピキュアーチーズを世界一臭いチーズにしているようです。ただ、このチーズは非常にコクがあり深みも強いその味わいがあるためニュージーランドで愛好家が多かったのですが、臭いが強すぎることが敬遠され、現在では箱入りのそれほど臭いのしない商品が主流だそうです。

2位 アンモニア臭の塊

ホンオフェ【韓国】6230Au

韓国南部、木浦地域周辺の郷土料理で、ガンギエイを発酵させた保存食です。ソウルやプサンのホンオフェはガンギエイの刺身を指しますのでまた違う料理になります。エイの肉を壺等に入れて暗所に置いて10日ほど待ち発酵させることで完成します。エイの体内には尿素が含まれており、発酵させることで加水分解されてアンモニアが発生するので完成するそうです。この発酵時に発生するアンモニア臭が世界で2番目に臭い食べ物の理由となっています。

この強烈なアンモニア臭は臭いだけでなく口に入れてからも続き鼻や喉の粘膜に激烈な刺激が与えられるそうです。アンモニアはそもそも人体に有害な物質で、液体が目に入った場合最悪失明することがあるともいわれています。その為、ホンオフェを長く口内に入れておくとただれる恐れもあるそうです!

1位 臭いが取れなくなる臭さ!!

シュールストレミング【スウェーデン】8070Au

ニシンの塩漬けを発酵させたものがシュールストレミングです。2位のホンオフェを圧倒して一位の8070Auという数字を出しました。シュールストレミングは中世から伝わる伝統的な保存食です。当時、スウェーデンではニシンが豊富に取れましたが、塩漬けをするための塩は貴重品でした。塩を精製するには日光もしくは大量の薪が必要でしたが、どちらも当時のスウェーデンでは確保するのが難しかったためです。

そこでとられたのが、発酵は止められないが、腐敗は止められる樽に入れた塩水にニシンを漬け込むという手法です。このようにして作られたニシンの塩漬けが保存食として食されました。これがシュールストレミングの原型となります。

その後、19世紀になると缶詰の技術が発明されると、缶の中で発酵を継続させる現在の形のシュールストレミングが出現しました。ニシンを1~2ヶ月ほど塩漬けし、発酵途中のまま未殺菌で缶に入れることでできあがるという中世時代とあまり変わらない手法で現在も作成されています。

バラエティ番組などで昔から取り上げられることが多いため、演出かと思われることもありますが、実際のシュールストレミングは強烈な臭いのガスを発生しています。

プロピオン酸 刺激臭 
硫化水素 硫黄のような腐った卵の臭い 
酪酸 生物の腐敗臭 
酢酸 腐った牛乳のような臭い


主にこのような臭いがするガスが発生しています。なぜこんなガスが発生するかというと缶が未殺菌なためです。発酵を止める加工がされていませんので、缶詰の中では発酵が進行、発酵と同時に腐敗も進みますので、度が行き過ぎると腐敗により「硫化水素」「酪酸」「酢酸」が発生するといいます。この臭いが世界で一番臭い食べ物になる理由です。

その臭いは、魚が腐った臭い、生ゴミを直射日光の下で数日間放置したような臭いともいわれています。この臭いは屋内で開けると部屋のものに臭いが移り臭いが取れなくなるため、開封も食べるのも屋外で行うのを推奨されています。開封の際は水を張った容器の中で開ける、缶を傾けてガスだまりを作ることで中の液体が飛び散らないようにして開けることで臭いの付着の被害が少なるそうです。

日本国内では密封前または密封後に加熱殺菌をしていないといけないのですが、未殺菌のシュールストレミングは食品衛生法やJAS法など法律で缶詰の定義から外れているため缶詰とは認めていません。また、缶の中で発酵するため、気圧の変化による爆発する可能性を考慮し、空輸が禁止されており海路からの輸入が中心になります。現地から海路での輸入ですと2か月という時間がかかること、熱帯を通過して輸送される事もあることから、日本で輸入した場合、発酵しすぎて固形部分が残っていないこともあるそうです。

シュールストレミングの開封から試食まで試して悶絶する人の動画がありましたので紹介します!筋肉でもシュールストレミングには勝てないようですね…

動画はこちら


こちらは逆にスマートにシュールストレミングを開封から食事まで楽しむホームパーティーの様子です。同じシュールストレミングの動画には見えませんね…

動画はこちら


まとめ

日本一臭いくさやも健闘していましたが、シュールストレミングの臭いは圧倒的でしたね!数値的にはなんと6倍以上の違いになります!!またアンモニア臭のホンオフェに対し、シュールストレミングは発酵臭と方向性の違う臭いというのも面白いものでした。

現在のTOP5は日本で製作されたアラバスターが計ったことのある食べ物だけの数値なので、もしかしたらもっと臭い食べ物が世界にはあるかもしれません!!

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出典:YouTube(SURSTRÖMMING Challenge by Legat) / YouTube(The traditional Swedish way to eat surströmming)

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