もふもふ猫のマヌルネコ!日本の動物園でもぬいぐるみのようにかわいい姿を見られる!

マヌルネコはもふもふしたその姿や特徴的な顔から人気の出てきた猫です。長い毛がまるまるした体を覆い、ちょこんと付いた短い手足がかわいいずんぐり体形。

さらに低い位置に付いた耳にペチャっとした顔とまるでぬいぐるみのような愛らしさのある猫です。ただ、この猫は世界最古のヤマネコといわれる凄い猫です。

日本の動物園ではどこで会えるか、なぜもふもふな体をしているのか、そして特徴的な声をご紹介します!

なんでマヌルネコはあんなにもふもふなの?

もふもふな理由のわかる生息域

マヌルネコが生息しているのは、シベリア南部からアジア中央部、更にイラン、アフガニスタンにいたる広い範囲の砂漠地帯や乾燥した草原地帯、樹木のない岩山といった環境になります。

ゴビ砂漠やキジルクーム砂漠、カラクーム砂漠といったアジアの砂漠地帯には生息していません。シベリアの極寒地やアジアの険しい山中で生き抜いていくために、もふもふと表現される長い毛が必要だったと考えられています。

マヌルネコの生態

マヌルネコはモンゴル語で小さいヤマネコの意味ですが、体長50〜65cmあり、決して小型ではありません。夜行性で、昼間は岩の割れ目や岩穴、もしくは他の動物が本来は自分たちの巣として掘った穴などに潜むことで身を休ませています。

見た目のように脚が短めなこともあって走ることは不得手なため、待ち伏せや尾行をすることで狩りをしています。主にナキウサギ、ノウサギといったウサギやジリスを捕食していますが、げっ歯類や鳥などを狩ることもあるそうです。

マヌルネコの特徴はもふもふだけじゃない!

世界最古のヤマネコ

マヌルネコの歴史は古く、約1500万年前から生息してきたといわれており、世界最古のヤマネコとされています。しかし生息地地帯が高所であることから病原菌が少なかったことから、免疫力が低く感染症に弱いこと、質のいい毛を求めて人類から狩猟の対象にされたことで数が激減。今では準絶滅危惧種になっています。

猫だけど瞳孔は縦長にならない!

通常猫と言えば明るいところに行くと瞳孔がネコ目、縦長になると知られています。しかし、マヌルネコの瞳は瞳孔が丸いまま小さくなるだけです。これはトラやライオンなどの大型のネコ科の動物と同じです。まだなぜネコ目にならないかはわかっていないそうなので、今後の研究の結果で理由が判明するかもしれませんね。

マヌルネコの鳴き声

一般的に猫の鳴き声といえば「ニャ~」や「ミャ~オ」というのを想像すると思います。しかしマヌルネコの鳴き声は一風違った鳴き声をしています。鳴き声と唸り声のわかる動画を紹介しますのでご覧ください。

動画はこちら

唸り声も通常の猫よりも低く、独特な声ですね!

日本でマヌルネコに会うにはこの動物園へ!

マヌルネコは日本全国、6ヶ所の動物園でその姿を見ることができますので紹介します。

マヌルネコのいる動物園

マヌルネコに会える6ヶ所の動物園と、それぞれの動物園の公式TwitterやYoutubeアカウントでマヌルネコの事を取り上げた投稿も併せてご紹介いたします!

1. 旭山動物園(北海道)

2. 那須どうぶつ王国(栃木県)

那須どうぶつ王国はYouTubeチャンネルでマヌルネコを紹介しています。飼育員さんが大好きすぎるマヌルネコの懐きっぷりをご覧ください。

動画はこちら

3. 埼玉県こども動物自然公園(埼玉県)

4. 上野動物園(東京都)

5. 東山動植物園(愛知県)

6. 王子動物園(兵庫県)

マヌルネコの赤ちゃんの産まれた那須どうぶつ王国

2019年4月22日に那須どうぶつ王国で生まれた2匹のヌマルネコの赤ちゃんは現在公開されており、そのかわいい姿を見ることができます!8月にはオスにエルくん、メスはアズちゃんと名付けられました!小さいころからの動画もありますのでご紹介します!

動画はこちら

どこのマヌルネコも、ものすごくかわいいですよね!機会を作って会いに行きたくなります!!

まとめ

日本でマヌルネコに会うことのできる動物園や、そこでの姿、そして生態を紹介してきました。短い脚に長い毛のずんぐりした体型というぬいぐるみのようなかわいさのあるマヌルネコ、那須どうぶつ王国ではまだちっちゃい姿も見れますので是非会いに行ってみてください!!

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出典:YouTube(Manul Sonnie) / Twitter(@asahiyamazoo1) / Twitter(@asahiyamazoo1) / YouTube(【マヌルネコ】飼育員とじゃれあい!@那須どうぶつ王国 Pallas cat - playing with zoo keeper)/ Twitter(@saitamazoo_tw) / Twitter(@UenoZooGardens) / Twitter(@UenoZooGardens) / Twitter(@higashiyamapark) / Twitter(@kobeojizoo) / Twitter(@kobeojizoo) / YouTube(【日々、コマヌル成長日誌。-2019.07.19-】7月13日から公開中!@那須どうぶつ王国) / YouTube(マヌルネコの赤ちゃん通称コマヌル 天使の様な姿)

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