
アメリカMLBマイアミ・マーリンズ所属のカーター·キャップス投手が投げる“2ステップ(ホップ・ステップ)投法”がいま全米で大きな話題となっています。
それがこちらの投球
いわゆるhop-step delivery(ホップステップ投法)と呼ばれるこの投球方法。
ご覧になって分かる通り、投球フォームに入って投げる前に軸足でワンステップし、40cm程度バッターボックスに近づいて投げきっています。
投げる前の軸足(右足)はプレートについているが
直後に軸足をワンステップしています
この投球方法について、MLBは「ルールに違反していない投球である」との見解を出しています。
これは、投球モーション時に軸足は移動しているが、垂直にジャンプしているのではなく、あくまでも投球モーションにおける平行移動であり、違反には当らないといいます。実際に、ここまでではなくとも、多くの投手は投球モーション時にプレートから軸足が離れることはありこれまでも許容されているそうです。
しかし、全てを認めているわけではなく今後も議論が続く可能性があります。また、日本のプロ野球ではこのような投球は認められる可能性は少ないそうです。
<MLB 映像>
キャップス投手は、時速100マイル(約161km)の直球も投げるため、この投法で40cmほど近づくと打者にとっては大変脅威な投球になりそうですね。事実、今シーズンはまだ1イニングしか投げていませんが無安打無失点(4/16現在)の好投を見せています。
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キャップス投手の今後にも注目したいですね!
出典:Yahoo!