
寿司ネタで特に人気の高いサーモン。子供や女性にも人気でとっても美味しいですよね。今回Twitterで話題となっているのは、そんな「サーモン」と「鮭」の違いを表現したイラスト。
とても分かりやすく表現されているのですが、それに対しては「知らなかった」という声のほかに様々な見解が・・。実際のところはどうなのか?を含めてご紹介します。
目次
なぜ、寿司ネタは鮭とは言わずサーモン?
テレビ番組を視聴し、イラストを描いて投稿されたのは、Twitterユーザーの川崎悟司(@satoshikawasaki)さん。こちらが話題のツイートです。
今日、テレビ観ていて、
へぇ~知らなかったという豆知識。
「鮭」と「サーモン」のちがいについて。
鮭を英語でサーモンと言い換えただけでしょっと思ってて、
でもなんで、寿司ネタが鮭と言わずサーモンやねんという
謎が解けました。 pic.twitter.com/nblnQFvL5z— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) 2019年9月16日

いかがでしたでしょうか?ふむふむ、なるほど・・と納得させられる分かりやすい表現ですよね。ただ、川崎さんも下記のツイートで言われているように、厳密にはよく分からないということ。
このツイートをきっかけに、「鮭」と「サーモン」の違いについて言及する様々な声が寄せられていました。
テレビを見て、それをそのまま感想を述べたツイートなので。
食品表示のあれやこれやなので、厳密には私もよくわかりません。— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) 2019年9月16日
寄せられていた声
サマンサ「因みに、養殖ものの【サーモン】は全てニジマスを海洋で肥育したものです(海洋で育て、然るべき餌を与えるとニジマスも身が赤くなります)。海外では鮭と鱒は厳密に区別されておらず、ニジマスの海降個体を【トラウトサーモン】と呼んだりする程です」
— 【魔獣絵師画廊・FORESTINA】 (@RomanticBST4649) 2019年9月16日
明快なお答えありがとうございます。
サケ科の魚を指した言葉だったので多少混乱していました。— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) 2019年9月17日
サーモンを養殖している地域にアニサキスが居ないってのもありますね
— THE☆KYO (@THE_KYO) 2019年9月16日
鮭は基本的に加熱して食べる食材で、
(ルイベにする事で生食可能ですけど殆ど見かけません)
サーモンは基本的に生食可能(加熱用も有ります)で流通してます。
日本で養殖されているサーモンは、トラウトサーモン(虹鱒の降海型又はドラルドソンタイプの降海型等)と銀鮭(銀鮭の降海型)ですね。
— 〇タケ丸〇 (@takemaru0905201) 2019年9月17日
「養殖もののサーモンは全てニジマスを海洋で肥育したもの」「鮭は基本的に加熱して食べる食材」といった声など、各々に知識をお持ちの方から色々な意見が集まっていました。
筆者も川崎さんと同様に、鮭を英語でサーモンと言い換えただけぐらいにしか思っていませんでしたし、それ以上考えたことがなかったので、色々と勉強になりました。
実際のところはどうなの?
まずは「鮭」についてですが、そもそも鮭と呼ばれている魚も、元々はたくさんいる鱒の一種に過ぎなかったそうです。そして、その中でも一番大きな魚が「鮭」と呼ばれるようになったとのこと。
また、日本の家庭で昔から食べられていたのは、「白鮭(銀鮭)」と呼ばれる種類の鮭。これにはアニサキスという寄生虫が寄生していることが多く生食には不向きですが、スーパーなどでは加熱用として販売されています(アニサキスは加熱すると死滅する)。
一方、回転寿司店などで扱っている「サーモン」についてですが、それらはノルウェーなどで養殖されたアトランティックサーモンと呼ばれる種類のサーモンか、淡水魚のニジマスを海水で養殖したトラウトサーモンとのこと。こちらは、生食には不向きで加熱して食べる鮭とは違い、生で食べられます。
「鮭」と「サーモン」が同じと思われていた方も多いと思います。こうして違いを追求していくとなかなか面白いですね!
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出典:Twitter(@satoshikawasaki)