シマウマといえば縞模様が特長ですが、今回発見されて話題となっているのは、黒い身体に白い水玉模様の入った珍しいシマウマ。
希少なシマウマを一目見ようと観光客が殺到しているといいます。
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初めて見た時は混乱した
このシマウマが発見されたのは、アフリカのケニア南西部にあるマサイマラ国立野生保護区のキャンプ場。有名なツアーガイド兼写真家であるアントニー・ティラ氏は、このシマウマに対して「初めて見たとき、私は混乱していました」と語っています。
ティラ氏は、この馬の模様が生まれつきのものではなく、移動のために捕獲された後に塗装されたものだと思っていたそうです。こちらは、ティラ氏が撮影しFacebookに投稿した写真です。
出典:Facebook
確かに、一般的なシマウマとは全く異なる模様ですよね。一見するとシマウマだと気づかないほど模様が違っています。
出典:YouTube
まだまだ小さいこともあって、どこか自信のない表情。お母さん馬にくっついて歩いています。
出典:YouTube
出典:YouTube
メラニン異常のあるシマウマだった
その後、シマウマは綿密な検査を受け、その結果メラニン異常のあるシマウマだということが分かったそうです。濃いメラニン色素が蓄積し、そのことによって引き起こされる遺伝子の突然変異が原因とのこと。
こうした模様のシマウマは、他の保護区で発見された例があるそうですが、これまでの事例をみると生存できるのが約半年ほどなのだそうです。悲しくなってしまいますね。
物珍しさで観光客が集まるのは分かりますが、お母さんらと一緒にゆっくりと過ごさせてあげたいですね。
動画はこちら
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出典:Facebook(@maraconservancies) / YouTube(Weird look baby Zebra)