2016年、タイに住む雑種犬コーラ(当時1歳)は、近所の家に迷い込んでしまい「靴に噛みついた」という理由で隣人の男性から刃物で前脚を切断されてしまう酷い虐待を受けました。
そんなコーラが義足を手にし、大喜びする姿にこちらまで嬉しくなってしまいます。
義足を手にした瞬間
両足を切断されたコーラを救ったのが、タイの動物福祉慈善団体の「ソイ・ドッグ財団(Soi Dog Foundation)」でした。
同団体の緊急レスキューチームによりバンコクの専門の病院に運ばれ治療を受けたコーラは、無事に一命を取り留めることができたのです。そして治療から数か月後、「義足」という新たな前脚を手にいれる日が訪れました。その年、ソイ・ドッグ財団が公開した動画がこちらです。
嫌がることも警戒することもせず、装着される間じっとしているコーラ。
出典:Facebook
義足の装着が完了すると、
出典:Facebook
すぐに立ち上がり大きく尻尾を振ります。
出典:Facebook
再び自力で立ち上がり歩けるようになった喜びを噛みしめるように、その場をウロチョロと動き回るコーラ。
出典:Facebook
ジャンプだって出来るように!
出典:Facebook
表情からも嬉しさが伝わってきます。コーラ、本当に良かったね!
虐待を受け心から恐怖を感じたであろうコーラが義足を手にし喜ぶ姿に、こちらまで嬉しさが伝染して思わず涙してしまいます。また、普通なら人間を恐れたり嫌ってしまいそうですが、動画から悲劇の後も人間を信じ心を寄せている様子が伝わり強く心打たれました。
一方、同じ人間としてどうしてこんな事ができるのか、隣人男性の取った残酷な行為にただただ大きな怒りと悲しみが沸き上がります。現在は新しい家族のもと、他の保護犬とともに暮らしているというコーラ。彼のこれからの人生が多くの幸せで溢れることを願ってやみません。
<動画はこちら>
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出典:Facebook(Soi Dog Foundation)