【鹿児島限定】”七草祝い”と呼ばれる子供の成長を祝う行事がおもしろい!

2019.10.18


「七草祝い」という行事をご存知でしょうか?鹿児島県でのみ行われている伝統行事ですので、耳慣れない言葉だと思います。

そんな七草祝いは子供の成長を祝い今後の健康と成長を願う行事なのですが、なかなか面白い行事ですのでご紹介します。



七草祝い


子供の成長を祝う行事といえば全国的に行われているのが七五三です。七五三は、数えで3・5・7歳に子供の無事な成長を祝うと共にこれからの健康を祈願する行事ですが、鹿児島では子供の成長を祝うために七五三以上に大切にしている行事があります。それが七草祝いです。

七草祝いの祝い方


七草祝いが行われるのは正月期間の終わり、毎年1月7日です。江戸時代から続くといわれているこの行事は、当時は武家階級の子供が主役のお祭りだったそうです。

現在では、数えで7歳になった男の子と女の子がお祝いされています。地域によっては満7歳でのお祝いや、小学校に入学するのと同じ年にお祝いすることもあるそうです。お祝いされる子供たちは着物や羽織袴に身を包み、神社にお参りをする他、記念撮影します。点は七五三と共通しています。

七草祝いの本番


時期が違うだけで七五三と同じことをやっているように見えますが、一点大きく七五三と違う点があります。

7歳になった子供たちは重箱もしくはお椀を持って親せきや近所を7軒まわり、それぞれの家から七草がゆを貰いに行きます。

七草祝いの催される日、1月7日は七草の節句でもあります。この日は全国的に七草がゆを朝食としてい食べる日というのは知られていると思います。その事にちなんでいるのか、鹿児島では、7歳の子たちが7軒の家からそれぞれ七草がゆをもらってくるという風習があります。




各地の七五三の違い


七五三の風習は江戸時代の関東で始まったと考えられています。そのため鹿児島、当時の薩摩藩には参勤交代や伝聞の中で伝わってきました。そのため、江戸から伝わってきた際に薩摩藩の風習などに合うように形式が変化したものが七草祝いと考えられています。

このように土地土地に合わせて七五三が変化したものが全国にありますので、その一部をご紹介します。

北海道


北海道の七五三は10月15日周辺に行われることが多いです。全国的には11月15日前後に行われますが、11月では雪も降り寒くなっていることから前倒しで行うようになりました。北海道の他、東北の寒冷地帯でも前倒しで七五三を行われることがあります。

新潟県


新潟県の十日町市では毎年5月8日に「七ツ詣り」という行事が行われます。この行事では数え年で7歳になる男の子が”松苧神社”を目指し標高360mある松苧山を登る行事です。

熊本県


熊本県では全国的に数えで3歳の時に行われる「髪置き」が数えで2歳の年に行われます。また、2歳の「髪置き」の際、男の子には陣羽織を着させる習わしがあるそうです。

まとめ


正月の終わりに子供の成長を祝う七五三の要素が強い風習が鹿児島県にだけあるというのが興味深いですね。7にかけて七草がゆを7歳の子が7軒の家から貰ってくるというのも面白い風習ですね。近年では七五三だけになっていて昔ほど根付いた風習ではなくなっているそうですが、いつまでも続いてほしいですね!

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