連日盛り上がりを見せるラグビーワールドカップ。そんな中、カナダ代表選手らによる岩手県釜石市でのボランティア活動の様子が、多くのメディアで報じられて話題となりました。
FUNDOでも、『ラグビーW杯の試合中止決定後、釜石に残りボランティア活動を行ったカナダ代表に感謝の声』という記事でお伝えしましたね。
そして今回、カナダ代表選手が成田空港で起きたという出来事をツイート。その内容に多くの反響が寄せられています。
目次
日本人の行動に驚かされた
投稿されたのは、カナダ代表のダニエル・タイリフェール・ハウマン・ファン・デル・メルヴェ選手。成田空港での出来事とその時の心境を綴っています。
成田空港で座っていた時、日本人の行動に驚かされた。
空港スタッフや一般の方々など4つのグループが僕に近寄ってきて、「昨日は、釜石を助けてくれてありがとう」と伝えてきたんだ。
何が驚いたかって、釜石はこの場所から530kmも離れた場所にあるということ。
僕は、カナダ人であることをこれほど誇らしく、嬉しいと思ったことはない。
あの日、釜石を助けにやって来た全ての人々に伝えたい。
「僕たちは目標は達成できなかったけれども、別のことを成し遂げることができた」ということを!
大会ではプールステージで敗退し、最後に残されていたナミビア代表との試合も中止となり、悔いの残る大会となってしまったカナダ代表。
それでも、釜石でのボランティア活動で多くの日本人に感謝されたことに対して誇りを感じ、試合とは別の部分で成し遂げたものがあると語っています。
日本人から続々と感謝の声
この投稿をみた日本人からは、今回のボランティア活動に対する感謝の声が改めて寄せられていました。
この先もずっと忘れない
本当に、今回のカナダ代表の思いやりのあふれる行為には感謝してもしきれません。それも、敗退が決まり日本で試合をすることもない状況で、釜石に残ってボランティア活動をしてくれました。
大会では不完全燃焼だったと思いますが、日本でカナダ代表がしてくれた活動を、日本人はこの先もずっと忘れないと思います。
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出典:Twitter(@DTHVDM) / Twitter(@rugbyworldcupjp)