よく使う「シラフ」という言葉の意味や語源は何だろう?

2019.10.27


「シラフ」という言葉をお酒の席や宴席で聞くことがあると思いますが、はっきりとした意味を知っていますか?

最近では意味がわからないという人も増えてきているようです。そこでこちらでは「シラフ」という言葉の意味や、由来などについてご紹介していきます。

どうして「シラフ」って言うの?と疑問に思っている人も、読んでみてください。



シラフの意味


普段「シラフ」という言葉は、お酒に酔っていないという意味で使われることがほとんどですよね。「シラフで出直してこい!」「シラフじゃこんなこと言えないよ・・・」など、お酒を飲んでいない状態のことを表す言葉として、認識されています。

でもシラフにはそれ以外にも、あまり知られていない意味もあります。

・酒気を帯びていない、お酒を飲んでいない
・いつもと同じ、通常通り
・剣道や能楽などで面をつけていない
・化粧していない、すっぴん、素顔

などの状態を表す言葉で、何事もないこと、転じて無事を指す意味でも使われます。

とはいえすっぴんで近所のコンビニに行った時に、知り合いのおじさんに「あれ、今日はシラフだねぇ~」などと言われたら、「やめてくださいよ!そんないつも酔ってませんよ!」と慌てちゃいますけどね。
 



シラフの漢字


シラフには2つの漢字が使われます。素面と白面です。

素面


素面は「シラフ」の他に「すめん」という読み方をすることもあります。上でもご紹介したように、剣道で面をつけていないことや、化粧をしていないすっぴんの顔のことを表す言葉です。

面をつけていたり化粧で素顔を隠していない素の顔(面)は、お酒に酔っていない素の顔と通じるところがありますね。

白面


白面というのは素顔とか色白の顔のことを言います。色白の若い男性を「白面の貴公子」などと言うようです。また年が若く経験が浅い青二才などという意味もあります。  

シラフの語源は?


シラフの語源は、2つの漢字を見ると簡単に想像がつきますが、顔の色に由来しています。面(つら)という言葉は顔の意味を持ちます。

お酒を飲むと赤くなったり青くなったりと、顔の色が変わりますよね。

白面というのは顔の色が白い状態、また素面は面を取った素の顔、すなわちお酒を飲んでいない普通の顔、ということから転じて酒気を帯びていないう通常の状態ということになり、それがシラフの語源となっています。

シラフの対義語3つ


シラフの意味をお酒を飲んでいない状態と限定した場合、対義語には次のようなものがあります。

泥酔・酩酊


泥酔も酩酊もお酒に酔っている状態を表す言葉ですが、どちらかというと泥酔の方が、酩酊よりも酔いがひどいときに用いられます。

泥酔は自分で立つこともできないほど、ひどく酔っている状態です。正気をなくすほど酔っている、とも言いますね。

酩酊もひどく酔っているのは同じですが、こちらはまだ千鳥足くらい。判断力や自分を抑制する力をなくしているようなときに使います。

酔顔という言葉もある


シラフの対義語には酔顔(すいがん)という言葉もあります。こちらは読んで字の如しで、お酒に酔っている顔のことです。

顔の様子を表している言葉なので、素面や白面の対義語としては、こちらの方が共通項があるのかもしれませんね。
 

まとめ


いかがでしたか?いくら飲んでも顔色が変わらないようなお酒に強い人に「シラフみたいな顔してるよね!」なんて言ったことがある人もいると思いますが、どんなにお酒が強くても飲んでいればシラフでは無いということですね。

「とてもシラフじゃいられない」「全然酔ってないよ、シラフだよシラフ」など、お酒を飲む機会がある人には普通に使われる言葉ですが、確かに普段からお酒を飲まない人にとっては、あまり縁のない言葉なのかもしれませんね。飲みニケーションをしない人たちが増えて、いつの間にか死後になってしまうのかも・・・と思うと、ちょっと寂しい気がします。

せめて言葉の意味や由来を覚えておいて、聞かれたときには答えられるようにしたいと思うのは、私だけでしょうか?

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