目からビームを発射するトカゲ!?「ツノトカゲ」とはいったい何者?

皆さんはツノトカゲという動物をご存知ですか?
このとかげ、目からビームを出している、ともいわれる変わった特徴があります。

そのビームの正体とは、一体・・・。
ここでは、「ツノトカゲ」という生き物について見ていきましょう。

「ツノトカゲ」とは

 

まずは、ツノトカゲがどのような生き物なのかを見ていきましょう。

ツノトカゲの生息地域は?

アメリカのアリゾナなど、広大な土地に生息しているツノトカゲ。
砂や砂礫などがベースとなる、砂漠や荒野に生息している生き物です。

サバクツノトカゲが有名

ツノトカゲの仲間の中でも特に有名なのが、サバクツノトカゲ
分布している地域をそのままあらわしている名前ですが、イグアナの仲間でもあり、危険を感じた時には体を平たくして砂漠に溶け込むようにして天敵をやり過ごします。

ツノトカゲの生態とは?

ツノトカゲの体長は大体10㎝前後。
大きいものでも15cmない程度しかありません。

その体は扁平で、砂漠や荒野を昼間行動します。

危険にさらされた際には口を大きく開けて相手に噛みつき、威嚇することもあります。

その食性は雑食性であり、おもな主食はアリなど。
植物を食べることもあります。

ツノトカゲの代名詞“目から血液ビーム”

 

野性味あふれるツノトカゲですが、その代名詞となるのが目から放たれる血液ビームです!

天敵のオオカミなどにビュッ!

ツノトカゲの仲間は危険を感じた時、自分の目から血液をビームのように噴射することができるんです。
その血液には天敵であるオオカミや犬の仲間が嫌う成分が含まれており、なんと1回の射出で体内の血液の1/3も放出することができるのだとか。
血液ビームが飛ぶ距離は、なんと最大1m、10cm前後の体ということは体の10倍もの距離を飛ばすという事になりますね。

すごいインパクトのツノトカゲの必殺技ですが、これは最終手段の防御方法なのだそうです。
頻繁には使用することはなく、最終手段を繰り出す前にはまず擬態でやり過ごすようです。

ペットとして飼育されることも

飼育されている可愛いトカゲのイラスト

 

基本的には大人しいツノトカゲは、ペットとして飼育されることもあります

日本にも輸入されているが・・・

ツノトカゲはペットとして日本にも輸入されていますが、飼育にとても手間がかかる存在でもあります。

ツノトカゲの飼育は難しい!

ツノトカゲの飼育には遠赤外線ヒーターや保温用の電球などが必要になり、常に霧吹きやスポイトなどを使って水分補給をさせてあげなければいけないなどとても手間がかかるんです。
そのため、日本国内では長期の飼育例や飼育下での繁殖の例はとても少ないとされています。

【まとめ】面白生物ツノトカゲの生態!

不思議な生態を持つツノトカゲ。
代名詞ともなる血液ビームは、まさに命をかけた切り札中の切り札。

日本には生息していない上、手間もかかることから飼育例も少ないようで、その必殺技を見ることはそうないものになるようです。

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