現代社会にはさまざまな問題がありますが、中でも深刻なもののひとつが職場や学校でのハラスメントではないでしょうか。
しかし、今回タレントの武井壮さんが取り上げたのは、そうしたハラスメントが問題視されている一方で放置されているとある問題についてでした。
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もうネット上のお遊びじゃねえぞ!
こちらが、反響を呼んでいる武井さんの一連のツイートです。
なんで職場や学校などでのハラスメントは問題視されて処分されるのに、ネット上で知人や見も知らぬ特定の人間を侮辱や中傷したりしつこく攻撃する事は当たり前みてえな空気なんだ?
お前ら街で人にいきなり暴言吐かれたり殴られたらどうだ?苦しんで死ぬ人もいるならもうネット上のお遊びじゃねえぞ!— 武井壮 (@sosotakei) 2019年12月10日
もう『生の声』だけがリアルじゃねえからな。『ネット』での暴言は生の声以上に拡散して悪意に満ちて、現実以上に大きな力を持った暴力になるって事をそろそろ気付くべきだろ?これは『いじめ』や『虐待』が形や住処を変えて人の心を傷付ける最も醜い行為だ、最低限のモラルが無え人間にだけはなるなよ
— 武井壮 (@sosotakei) 2019年12月10日
これは、多くの人が普段から思っていることのひとつではないでしょうか。確かに、職場や学校でのハラスメントは盛んに取り上げられて議論され、問題視されますが、ネット上の誹謗中傷は放置されていますよね。
ネットという匿名性の高い世界である性質上、致し方ないとされてしまっている部分も確かに多いと思います。
武井さんは、このようなツイートもされています。
オレの仲良い女性アスリートがネットの書き込み見て泣きながら相談してきてさ『こんな事なら強くならなきゃ良かった』ってよ。。
そんなことで輝きは無くならねえから安心しろよ。
罵声浴びせられたり、いじめられたりしてるみんなさ、そんな薄暗いとこだけが世界じゃねえから、山ほど幸せになろうな!— 武井壮 (@sosotakei) 2019年12月11日
ネットの書き込みで傷ついたという女性アスリート。『こんな事なら強くならなきゃ良かった』と思わせるほどの内容だったということですね・・酷い話です。
言葉の暴力は人を自殺に追い込むこともある
この武井さんの一連のツイートに対しては、言葉の暴力の影響力についてなど、さまざまな声が寄せられていました。
有名人叩き愛好家は輝いて居る人が妬ましいんだと思います。「隣の芝生の蒼さを幾ら羨んでも自分の芝生が蒼くなる訳ではない」のに、、、。叩く労力を自分磨きに使えばステージアップするんですが、疲れたり面倒臭かったりするのでやらないんですな。だから他人にケチ付けて価値を下げようとするんです
— CRAZY BOY@スキーしに行きたい (@ikareterugaki) 2019年12月10日
俺は前から言ってますよね。
言葉の暴力は人を自殺に追い込んだりする。
ある意味殴られる方がまだましって思う人もいると思う。
身体の傷は癒えても、心の傷は中々癒えない。
むしろ一生続く場合もある。
— Rikiya shiraishi (@Rikiyashiraish1) 2019年12月10日
スマイリーキクチさんも被害者でしたね・・・ネットリテラシーの低さには、捻じれた正義感?とか未だにネットでの発言は匿名で何を言ってもバレっこないと勘違いしている輩とか・・・そんなのがあると思います。これが直接的な対人ならネットのようには絶対に言えないと思います。所謂ネット弁慶
— 再就職先募集中 (@illbracket) 2019年12月10日
学校や職場のいじめも、大抵は見て見ぬ振りですよ。
— Vodka (@Vodkabbc) 2019年12月10日
それが分からない人が
多すぎて…。特定されて
犯罪認定されても
罪の大きさを
認識しないくらいですから。— MMA(まー)12/12 つばき川崎 (@m_seijin) 2019年12月10日
ネット社会でSNSがライフスタイルに浸透している世の中。良い部分がたくさんある一方で、悪い部分もたくさんあります。
今回、武井さんが訴えた問題は、多くの人が心の中で思っていたことでもあると思います。影響力のある方がこうして問題提起をしてくれることで、議論になるのは悪いことではないですね。
職場でも学校でも、そしてネット上でも、どんな世界でも人間が共存しているわけですし、最低限のモラルは守らなければなりません。
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出典:Twitter(@sosotakei)