
誰かが困っている時、苦しそうな姿を見かけた時、第一声で「大丈夫ですか?」と声をかける方は多いと思います。
今回Twitterで話題となっているのは、「手伝うことはありますか?」と聞くことの大切さ。聞き方を変えるだけで相手の反応も変わり、具体的な要望を聞き出せるというお話です。
目次
ある車椅子の人が話していた事
その出来事をTwitterに投稿したのは、むいたん(@yasmuimui)さん。
むいたんさんは、道で四つん這いになっている女性に遭遇した際、とある車椅子の方が話していた言葉を思い出して実践されたそうです。
ある車椅子の人が話していた事
・「大丈夫?」と聞かれると反射的に「大丈夫!」と答えちゃうので、【手伝うことはありますか?】と聞いて欲しい
この教えが今日役に立った
道で四つん這いになってる女性がいて、咄嗟に↑の教えを思い出し
「どうしました?手助けすることはありますか?」と(続)— むいたん (@yasmuimui) 2020年1月14日
そしたら「つわりが…」と。妊婦さんだったのね
通りすがりの男性と一緒に両脇から彼女を抱え、近くの店の椅子に座らせたのね
「他にして欲しい事はあります?」と聞いたら「水を…」と
もし『大丈夫ですか?』って聞いてたら、具体的な要望を聞き出せなかったと思う(続)
— むいたん (@yasmuimui) 2020年1月14日
その間、救急車に電話する人、彼女が連れてたお子さんをあやす人…
通りすがりの人達が自発的に動いてて凄いと思ったさっきの出来事だったからまだちょっとドキドキしてる
— むいたん (@yasmuimui) 2020年1月14日
車椅子の方が話していたという「手伝うことはありますか?と聞いてほしい」ということ。
確かに「大丈夫ですか?」と聞かれたら、自分も「大丈夫です」と無意識に返してしまいがちですが、「手伝うことはありますか?」などと聞かれると具体的に答えやすいですよね。
ちょっとした心がけですが、その後の展開は全く変わりますし、困っている人の助けになることができるのです。
その行動を見習いたいです!
この投稿に対しては、「素晴らしい心がけです」「同じ状況に遭遇した時は、その行動を見習いたいです!」といった称賛の声が寄せられていました。
救命講習でも言ってました!
日本人は特に
大丈夫か聞かれたら大丈夫って答えてしまうらしく、
どうしましたか?とか何かお手伝いすることありますか?とか聞いた方が良いそうですね。
倒れてる人も咄嗟に大丈夫って言ってしまうらしい?
すっかり忘れていたので、しっかり覚えておきたいと思います。— あっか (@aka_pankun) 2020年1月15日
これわかるー!大昔、雨の坂道自電車でこけてかなりな怪我した時、後ろから来た男性に大丈夫ですかと聞かれ、大丈夫と答え、置き去りにされたのを思い出した…私は自力で家に帰ったけど、そのあと救急車で搬送された…?
— Tomoko (@TomokoLifeCoach) 2020年1月15日
素晴らしい心がけで、もっと広まって欲しいと思います。
善意で「大丈夫?」と聞く方も居ますが、「大丈夫です」という返事を期待して、或いは誘導しようとして、同調圧力を、そういう思いで聞いてくる人も多いので。
なので「大丈夫?」という聞き方はあまり良い尋ね方ではないとも思いますので。— julas/ぢゅら (@GOD_JULAS) 2020年1月15日
とても良い行いをされましたね!
自分も同じ状況に遭遇した時はその行動を見習いたいです!— GANAI (@GANAIX) 2020年1月15日
声かけを工夫して助け合える世の中に
ちなみに、最初のツイートで登場されている車椅子の方についても、ご紹介されています。
最後に…リプやtweetで質問があったのでお答えすると、
その車椅子の方は桐生寛子さん(@Hilo_925 )という方です
※ご本人の許可を頂いてますあるイベントで出会って雑談をした時にお話を聞きました
今も色んなスポーツを楽しんでらっしゃる素敵な方です?— むいたん (@yasmuimui) 2020年1月16日
スノーボードの事故により、今は車椅子ユーザーという桐生さんですが、色々なスポーツに取り組むアクティブで前向きな姿が印象的です。
声かけを少し工夫するだけで助け合える世の中になれば、そんなに素晴らしいことはないですよね。自分も同じ様な場面に遭遇した際、そのように声かけをするように心がけたいと思います。
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出典:Twitter(@yasmuimui)