英語でパンプキン(pumpkin)は間違い!?かぼちゃの種類と名前の由来などを解説

2020.1.29

pumpkin
パンプキン(pumpkin)」といえば、ほとんどの方は「かぼちゃ」を思い浮かべると思います。

緑色の皮で黄色い果肉がホクホクと甘いかぼちゃは、家庭でも定番の野菜ですね。しかし本当は、日本の食卓に並ぶこの「かぼちゃ」は「パンプキン(pumpkin)」ではないんですよ。

実は「パンプキン(pumpkin)」とはかぼちゃの中にある1つの品種を指しており、私たちが指す広義のかぼちゃは「スクワッシュ(Squash)」とう表現が正しいようです。

そこで今回は、「かぼちゃの英語表現」や「かぼちゃの名前の由来」について解説いたします。



かぼちゃの英語表現

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かぼちゃにはたくさんの種類がありますが、かぼちゃの総称を英訳すると「スクワッシュ(Squash)」になります。

その中の一部として、かぼちゃの英訳として有名な「パンプキン(pumpkin)」が存在しているのです!

では、日本でよく食べられるあのあのかぼちゃは英語で何というのでしょうか?

日本で食べるかぼちゃは英語でなんという?

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かぼちゃの種類には大きく分けると「セイヨウカボチャ」「ニホンカボチャ」「ペポカボチャ」などがあります。中でも特に日本でもよく食べられるものは「セイヨウカボチャ」になります。

英語でも「カボチャ」と呼ばれるものも


日本で最も流通量が多く、スーパーでも並んでいる緑色の皮が硬いかぼちゃは「セイヨウカボチャ」の日本品種である「栗かぼちゃ」になります。

英語で「ジャパニーズスクワッシュ(Japanese squash)」や「カボチャ(kabocha)」と呼ばれています。

ちょっとややこしいですが、英語で「かぼちゃ(kabocha)」といえば「ニホンカボチャ」ではなく「セイヨウカボチャ」の「栗かぼちゃ」の事を指すんだそうです。

パンプキンは??


日本人にかぼちゃを英語で何と言いますか?という質問をした場合多くの人は「パンプキン(pumpkin)」答えるでしょう。しかし、これはちょっと間違っています。

先にも述べたように、日本人がよく目にするかぼちゃは「セイヨウカボチャ」です。しかし、「セイヨウカボチャ」は英語で「パンプキン(pumpkin)」ではありません。

「パンプキン(pumpkin)」はハロウィーンの際に見かけるあのオレンジ色のかぼちゃの事を指します!

国によってはパンプキンでも通じる?


呼び名は国により違いがあり、ニュージーランドやオーストラリアではかぼちゃ全般を「パンプキン(pumpkin)」と呼んでおり、アメリカやイギリスで用いる英語の「スクワッシュ(squash)」と同じように使われています。

日本で流通しているかぼちゃの輸入先はニュージーランドが多いことから、日本でも「パンプキン(pumpkin)」の呼び名が定着しているのかもしれませんね。




日本語でなぜ「かぼちゃ」っていうの?

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かぼちゃは外国から持ち込まれた野菜ですが、日本名で「かぼちゃ」と呼ばれるようになったのはなぜでしょう。

「かぼちゃ」という名前の由来


「かぼちゃ」という名前はその伝来に由来しているとされています。

かぼちゃが日本に伝来したのはポルトガル人を乗せた中国船が種子島に漂着し、日本とポルトガルの交流が幕を開けた1532~1555年頃といわれています。

ポルトガル人が南アメリカ大陸原産のかぼちゃを東南アジア経由で日本に持ち込み、「カンボジアから来たもの」だと伝えられたことから、カンボジアが訛り「かぼちゃ」と呼ばれるようになったということです。

カンボジアはポルトガルの寄港地だった為、「カンボジアを通って入って来た野菜」という意味があったのですね。

日本の外来語にはポルトガルの影響を受けたものが多くあり、「コップ」や「カステラ」「かるた」「ビスケット」なども実はポルトガル語が由来となっているんですよ。

漢字の「南瓜」も由来は同じ!


かぼちゃを漢字で書くと「南瓜」と書きますが、由来は「かぼちゃ」の名付け方同様で土地の名前が関係しています。

南蛮人(ポルトガル人やスペイン人のこと)がもたらした、あるいは南蛮から来た「瓜」という意味があり、中国でも「南瓜」と呼ばれています。

別名で「南京」ともいわれますが、これは、ポルトガル人が日本へ渡る際の寄港地に、中国の南京があったことから由来しています。

冬至に食べるけど、かぼちゃは夏の野菜

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かぼちゃは、秋の終わりのハロウィンでジャック・オー・ランタンとして見かけ、冬至に食べることから冬の野菜という印象が強いですが、収穫時期は5~9月で本来は夏の野菜なんですよ。

冬に食べられる理由は、日本国内のかぼちゃは、採れたてよりも追熟させることにより甘みが増す種が多いため、食べごろは収穫してから1~3ヶ月保存した後になるからです。

かぼちゃ国内生産量ダントツ1位の北海道の収穫時期は5~9月、食べ頃は9~12月となっています。また、北海道から遠く離れた沖縄の収穫時期は6~8月、食べ頃は8~11月と時期が若干変わります。

さらに、日本の輸入先1位であるニュージーランド産のかぼちゃの旬は2~5月と国産かぼちゃとは時期が異なるので、ほとんど一年中美味しいかぼちゃがいただけることになりますね。

まとめ

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かぼちゃの英語は「パンプキン(pumpkin)」ではなく「スクワッシュ(squash)」だったんですね。さらに、日本食にピッタリのかぼちゃですが、本来はポルトガル人からもたらされた野菜で、名前の由来が「カンボジア」だったとは、驚くことばかりです。

ポルトガルは日本に多くの影響を与えてくれた国の1つです。ポルトガルに影響を受けたとされる日本語について解説している記事があるので、こちらも併せてご覧くださいね。

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