あみだくじを漢字で書くと阿弥陀籤。仰々しい漢字の由来や意味を解説

あみだくじってよく考えたらとても不思議なくじ引きだとは思いませんか?

適当に線を引いて作るのに、なぜか誰1人として同じ結果にはならないですし、日本古来のものなので海外ではあまり知られていません。

そんな日本人なら誰もが一度はやったことのある「あみだくじ」ですが、漢字を書ける人はきっと少ないはず・・・。そこで今回は、あみだくじの漢字や由来についてご紹介します!

阿弥陀籤(あみだくじ)とは?

あみだくじとは人数分の縦線を引き、ランダムに横線を引いて作るくじ引きのことであり、日本で古くから親しまれてきたものです。

人数分の線から自分が進む線を選び、線をなぞりながら進めていくシンプルなものです。ただ、誰も同じ結果にならないという性質を持っており、ある種のゲーム性があるくじ引きとしても知られています。

その公平性や簡易性もあり、日本人なら誰もが一度はやったことがあるメジャーなくじ引きであることは間違いないですね。

阿弥陀籤(あみだくじ)の名前の由来

そもそもなぜ縦線と横線を引いたくじ引きを「あみだくじ」と呼ぶのでしょうか?ここからはその名前の由来について簡単にご紹介します。

誕生は室町時代

あみだくじの原型は博打の一種だったと言われています。

当時のあみだくじは現代のように縦線状ではなく放射線状となっており、中心に金額が書かれていたそうです。一方の端に金額を書き入れてそれを隠し、参加者がもう一方の端を選んで引き当てた金額の金銭を出して品物を買い、それを平等に分けるというシステムでした。

簡単に言えば男気じゃんけん的なルールのくじ引きですね。それが時代とともに変化し、現代のような縦線と横線のくじ引きになったと考えられています。

形状が阿弥陀如来の後光由来説

そもそもなぜあみだくじというような名前になったのでしょうか?そこには昔のあみだくじの形が由来となっているようです。

前述した通り、昔のあみだくじは今のような縦線状ではなく放射線状でした。その形状が阿弥陀如来像の背中にある後光に似ていたことから、そのまま阿弥陀の文字を使ってあみだくじという名前が付けられたのではないかという説が有力です。

ちなみに、阿弥陀如来像には48本の後光があることで知られ、これは阿弥陀仏が法蔵と呼ばれていた時代に48の誓願を立てたことに由来しているそうです。

阿弥陀様の功徳由来説

あみだくじの名前の由来にはもう1つ説があります。それは阿弥陀如来の功徳に関係しています。

もともと阿弥陀如来の功徳は誰しも平等に分配されるものだという考え方がありました。あみだくじも誰もが平等な結果となるため、阿弥陀という文字を使ったのではないかと言われています。

あみだくじは日本だけ?

日本では一般的なあみだくじですが、実は海外ではその存在自体も知られていないそうです!

ほとんどの人は知らないらしい

海外の人はほとんどあみだくじを知らないらしいです。

そして、あみだくじのシステムに驚くことが多いとも言われています。全部が全部違うところに着くのが不思議なのだとか。よく考えれば全て違う個所に着くのは当たり前ですが、知らなかったら何個か同じとこに行くだろって思っちゃうのも納得ですね。

韓国にはあるみたい

ただ、お隣の韓国にはあみだくじに似たようなものが存在すると言われています。ちなみに韓国語では「梯子」や「梯子乗り」を意味する言葉で親しまれているようですね。

当選確率が異なる!?

「あみだくじは全員平等だから大丈夫」と言っている人がいたら、少し注意が必要ですね。そもそもあみだくじは公平性や簡易性はあるものの、完全に確率が平等なのかといえば実は違います。

特に横線の数が少なければ少ないほど平等な確率ではなくなってくるのです!例えば、極端な例で説明すると、5本の縦線があり、横線がない場合は、当たりの直上が当たりとなりますよね?

横線が1本の場合では、当たりの直上もしくはその横のみに当たりの確率が存在します。このように、実は当たりの位置から近い場所を選ぶ方が当たる確率が高くなるのです!

ただ、通常あみだくじをやる場合は十分な量の横線を書き入れると思いますので、その差は微差にはなってきます。また、そもそも当たり位置が隠された状態のくじではその確率の差を生かして攻略するというのは不可能ですけどね。

ただ、当たり位置が見えている場合、その位置から近い部分を選んだ方が当たる確率は高くなる傾向にあるので、参考にしてみてくださいね!

まとめ

あみだくじは漢字で書くと「阿弥陀籤」となります。その由来は阿弥陀如来の後光や功徳に関係していたと考えられています。

どちらにしても日本古来の文化に関係していることは間違いありません。ただ、必ずしも平等とは言えないので、くじ引きをする際には注意が必要ですね。

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