17種の栄養素を対象に“栄養価の高い野菜”ベスト10を米研究者が発表!スイスチャードも

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出典: mery.jp

米・ニュージャージー州ウィリアム・パターソン大学の研究者Jennifer Di Noia博士が、栄養素を豊富に含む野菜・果物41品目を調査し、その結果が発表されたのでご紹介します。

比較対象とした栄養素は17種類!

博士が率いる研究チームが比較対象とした栄養素は17種類(カリウム・繊維・タンパク質・カルシウム・鉄・チアミン・リボフラビン・ナイアシン・葉酸・亜鉛・およびビタミンA、B6、B12、C、D、E、K)。これらの栄養素を1日の平均摂取カロリー2,000kcalに置き換えた場合に、調査対象となる野菜・果物100gの中にどの程度の栄養素が含まれているかを科学的に算出しています。

“栄養価の高い野菜”ベスト10

第10位 カラードグリーン(62.49ポイント)
アメリカの南部で良く食べられている「カラードグリーン」は、栄養価が高くヘルシーな葉物野菜。豚肉やニンニクと炒めたりするのが定番で、青汁の原料としても使用されています。
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第9位 ロメインレタス(63.48ポイント)
ロメインはローマという意味で、ローマ時代から利用されていたようです。葉は普通のレタス(玉レタス)に比べて肉厚で、シーザーサラダの素材などにもよく利用されます。
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第8位 パセリ(65.59ポイント)
料理のつけ合わせとしての印象が強いパセリ。およそ8割が食べ残しているともされていますが、鉄分をはじめ栄養バランスに優れています。
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第7位 リーフレタス(70.73ポイント)
リーフレタスとは、サニーレタスやプリーツレタスなどのように結球(葉と葉が重なり合って丸い球状になること)していないレタスの総称。ビタミンCや鉄分、カルシウムを多く含んでいます。
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第6位 エンダイブ(73.36ポイント)
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地中海沿岸原産のリーフレタスに似たキク科の野菜です。利用の歴史は古く、紀元前の古代エジプトではサラダとして利用されていました。高血圧などに効果があるとされています。

第5位 ほうれん草(86.43ポイント)
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日本でも栄養価に優れた野菜としてお馴染みのほうれん草。ビタミン、ミネラル、鉄分などが豊富に含まれています。

第4位 ビーツ(87.08ポイント)
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真っ赤な根の部分が印象的な野菜。葉の部分には、血液の流れを改善するとされる一酸化窒素や天然のオリゴ糖などが含まれています。

第3位 スイスチャード(89.27ポイント)
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ほうれんそうと同じアカザ科の野菜。暑さ寒さに強く一年中作れることから和名では不断草と呼ばれています。西洋種は茎の部分が赤、オレンジ、黄色などカラフルです。夏バテ予防にも役立つカリウムなどが豊富です。

第2位 チンゲンサイ(91.99ポイント)
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チンゲン菜は栄養豊富な健康野菜。特に眼病予防に効果があるとされるβカロテン(ビタミンAへと変化する)が豊富に含まれています。

第1位 クレソン(100ポイント)
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βカロテン、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンCと、非常に栄養バランスに優れている野菜です。フランスでは「健康草」と呼ばれ、滋養・強壮に使われています。

以上、栄養価に優れた野菜ベスト10でした。日本では、あまり馴染みのない野菜もいくつかあったかと思います。健康を維持するためにも、日頃の食生活に意識して取り入れていきたいですね!

出典: www.mindbodygreen.com

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