
思うように外出できず、家の中で過ごす毎日。多くの新型コロナウイルス感染者が出ているイギリスでも、ロックダウンが継続中です。
憂鬱な日々が続いていますが、そんな孤立した時間を過ごす人々を慰めようと考案されたのが、「#isolationdisco」(隔離ディスコ)というイベント。まるで、街全体がディスコのように鮮やかな光を放つという斬新な企画です。
目次
色鮮やかに照らされる川沿いのアパート
「#isolationdisco」が開催されたのは、イギリスのニューカッスルの都市ノース・シールズとサウス・シールズ。
ニューカッスル出身の写真家、ビリー・ボーンさんがInstagramにその時の様子を伝えています。
両都市の間を流れるタイン川沿いに多数のアパートが建っており、そのほとんどがこのイベントに参加したといいます。各部屋が異なる色の光を放っていて、まるでディスコライトのようですよね。
出典:Instagram
出典:Instagram
アパートの住人たちは、音楽に合わせて手に持ったライトを振ったりしています。互いの距離は離れていますが、それぞれのシルエットは遠目からも認識できそうですし、なんだか楽しそう!
出典:Instagram
楽しいことはもちろん、対岸にある街との一体感を感じられそうですし、「自分たちだけがつらいんじゃないんだ」と思えるようなイベントだと思います。
出典:Instagram
▼ こちらがその動画です。
ビリーさんは、「サウス・シールズvsノースシールズ」「ロックダウンパーティー」「土曜の夜の分離ディスコ!」といった印象的な言葉を添えて投稿していました。
80棟近くのアパートが参加した!?
サウス・シールズに住んでいるビリーさんは、「私たちの側でも40棟のアパートがあり、向こう側(ノース・シールズ)も同じくらいの数のアパートがあるはずです」とコメントしており、およそ80棟ものアパートがこのイベントに参加していたとみられます。
ロックダウン中だからこそ企画されたイベントですが、通常の日々が戻った時も引き続き実施する価値のありそうなイベントですよね。どんな状況でも、発想次第で色々と楽しめるんだなと改めて思い知らされますね!
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出典:Instagram(@billyabone)