命とスマホのどちらが大切ですか?家電量販店スタッフの過酷な状況を描いた漫画が話題に

新型コロナウイルス感染拡大を抑えるための緊急事態宣言に伴い、日本全国で外出自粛が求められています。

しかし、ゴールデンウィークに突入すると、開いている一部の量販店に客が集うなど売り場は大変なことに・・・。

そこで働くスタッフの疲弊ぶりは目も当てられない状態となっていたのです。

日に日に増える客足

そんな過酷な状況を漫画で表現したのは、Twitterユーザーのぴよ(@omokage_clover)さん。

知人が家電量販店の携帯電話売り場で働いているようで、その方から伝え聞いた内容をわかりやすく再現しています。

朝から晩まで長時間、通常よりも少ないスタッフで回し、尚且つゴールデンウィークで多数の家族連れが来店。

平常時でも大変なお仕事だと思いますが、ディスプレイの消毒など店内の様々な感染予防にも気を配らなければならず、あまりにも過酷です。常にリスクと隣り合わせの環境ですよね・・・。

今、お店で何とかしないと死ぬのですか?」「命とスマホ、どちらが大切ですか?」という呼びかけは非常に切実です。

遊びに来ていい場所ではない

この漫画を読んだ方々からは、「閉めてないだけであって、遊びに来ていい場所ではない」という声のほか、同業者の方からの共感の声が寄せられていました。

・お客様対応も大変そうですが、キャリアから新規目標、機種変更目標など無茶な目標を設定されてないかも心配です。 
 
・閉めてないだけであって、遊びに来ていい場所ではないのですよね。危機感が足りないですよね。 
 
・某家電量販店で務めていますが痛いほど分かります 必要不可欠の用事でのみ来店してほしいですし、家族連れで何となくで来るなと言いたいです。 
 
・家電量販店の普通のレジでバイトしている者です。コロナが始まる前よりも明らかに客足が増えつつあって、ろくに休むことが出来ないのとても分かります。

確かにお店が開いているからといって、家族全員で行って長居するようなことはちょっとどうかなと思います。

今の日本の状況を考えれば、控えようと考えるのが通常の感覚ですよね。

また、ぴよさんは、家電量販店だけでなく様々な業種で同じような状況になっているということもツイートしています。

せっかくのゴールデンウィークですし、その時ぐらいは家族みんなで出かけようという気持ちは痛いほど分かりますが、今は国全体が危機を迎え、一人一人の命が危険にさらされている状況です。

本当に必要な買い物があった場合に最少人数で出かけ、用事が終わったらすぐに帰宅する。個々が徹底しないかぎり、いつまでたっても終息することはないと思います。

医療従事者の方をはじめ、公共の交通機関で勤務されている方、スーパーや家電などの量販店で勤務されている方は、日々命がけで業務にあたっています。

一部の人達の身勝手な行動が多くの人を疲弊させ、命の危険にさらすということを理解して行動しなければなりません。

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出典:Twitter(@omokage_clover)

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