海のボクサー!?強烈なあだ名がついた色鮮やかな「モンハナシャコ」とは?

赤や青に緑とカラフルな体をした「モンハナシャコ」という生き物をご存知ですか?

華やかな色合いの体とは裏腹に「海のボクサー」という異名を持ち、噂ではそのパンチ力はガラスを割り、人の骨をも砕くこともあるんだとか。

そこで、ここではそんな驚異のパンチ力を持つモンハナシャコについてご紹介します!

モンハナシャコとは

モンハナシャコはシャコ目ハナシャコ科に属する動物です。

エビやカニなどの甲殻類の一種で、胴体は赤が多くて青や緑が混ざっているのが特徴となっています。

特にモンハナシャコは華やかな色合いをしているのが特徴です。

モンハナシャコの生息域

モンハナシャコは、東南アジアに広く分布しています。特にミクロネシアや台湾などに多い他、インド洋まで生息域が広がっています。

実は日本でもその生態が確認されており、相模湾以南に分布していることがわかっています。

モンハナシャコの生態

胴体にある手足を使って器用に泳ぐことができ、海の中でも非常に素早く移動ができます。

サンゴ礁や砂底などに巣穴を作って生活するのが一般的で、砕けたサンゴ礁で巣穴を補強するなど賢い面もあります。

モンハナシャコの名前の由来はその体から

モンハナシャコは、漢字で「紋花蝦蛄」と書きます。

その由来は胴体部分に円形に近い斑紋があるためです。また、花のように華やかな模様を持っていることも由来となっています。

甲殻類最強のハードパンチャー

モンハナシャコは「海のボクサー」と呼ばれるほど、驚異のパンチ力を持っています。

強力なパンチで餌をとる

モンハナシャコは肉食性で貝なども食べることがわかっているのですが、どうやって中身を取り出しているのでしょうか?

あの硬い殻は人間も道具を使わないとなかなか割れません。しかし、モンハナシャコの場合はシンプルです。

ただパンチして殻を割って食べるのです!

普通の生き物であれば、貝など強靭な殻を持つ生き物は捕食できません。

でも、モンハナシャコは拳を使っていとも簡単に頑丈な殻をぶち破ってしまうわけです。まさに「海のボクサー」ですよね。

ちなみに捕食だけではなく、縄張り争いなどでもその驚異のパンチを繰り出すことが確認されています。

パンチのスピードは拳銃並み

貝を割るパンチは、速度も尋常ではなく、22口径の拳銃に匹敵するほどだといわれています。

なぜそこまで高速のパンチが出せるのかというと、それは力の溜め方に理由があります。

実はモンハナシャコはただ拳を出しているのではなく、筋肉にエネルギーを溜めて一気に開放することで強力なパンチを放っているそうです。

中には人間の骨を折ったり、水槽のガラスを割ったりすることができるという話もあります。

パンチ力だけじゃない!生き物の中で一番目が良い?

モンハナシャコは目がとても良い生き物だともいわれています。

その目の良さは生物界一との呼び声も高いです。では、何をもって生き物の中で一番目が良いといわれているのでしょうか?

人間より発達した視細胞

モンハナシャコには、色を識別するいわゆる「色覚」を司る視細胞が12種あります。

人間が持つ視細胞は3種類なので、人間よりも発達した色覚能力があるともいわれています。

一説には人間が1万色しか識別できないところを、なんとモンハナシャコは10万色も判別できるとされています。

世界で唯一、円偏光を見ることのできる生き物

また、他の生き物は認識できない円偏光という特殊な光を見ることのできる生き物とされています。

ある研究によると暗視スコープのように暗闇でも物体を捉えられる他、赤外線や紫外線や電波までも認識できるのだとか。

視細胞が生き物の中で最も種類があり、他の生物では認識できない円偏光を見ることができるそうです。

確かにその目の良さは、生物界一と言っても過言ではないようですね。

まとめ

モンハナシャコはその色鮮やかな見た目からは想像できないほど、恐ろしいパンチを繰り出す「海のボクサー」です。

海には様々な進化をした動物が生息していますが、その中でもまた異質なのがモンハナシャコとなっています。

ただ、万が一海で見つけたとしても射程圏内に入ると殴られるかもしれませんので、近づかないように注意してくださいね!

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