暴徒化したミネアポリスの街に、平和を願う大勢のボランティア清掃員が出現

5月25日、アメリカのミネソタ州ミネアポリスで白人警官に拘束された黒人男性が、9分間近くも首を圧迫されるという不当な扱いを受けて死亡する事件が起きました。

これを受けてミネアポリスで始まり、全米に広がった根強い人種差別への抗議デモが一部暴徒化。警察署や店舗が放火されたり窓ガラスが割られるなど、破壊行為や略奪が相次ぎ混乱が続いています。

そんな中、事件の起きたミネアポリスで暴動発生の翌日に大勢の市民ボランティアたちがとった行動が話題になっています。

平和への願いが表れた行動

ニュースで暴動の映像を見て衝撃を受け方も多いでしょう。米ニュースメディアFOX Newsの特派員であるマット・フィン(@MattFinnFNC)さんが投稿した動画には、ミネアポリスで起きた放火や略奪の様子が映し出されています。

人種差別とは関係のないATMもこのように破壊されてしまっています。

一部の過激な人々によって暴徒化してしまった街の光景に心が痛みますよね。

しかし、マットさんは暴動が起きた翌日の出来事として、平和を願う大勢の市民ボランティアたちによるこんな行動も紹介しています。


出典:Twitter

ほうきやちりとり、ゴミ袋を手に破壊された店や通りを清掃する人々。


出典:Twitter

参加者の中には子どもの姿もあります。


出典:Twitter

暴動の映像とは真逆の、平和を願う人たちのこの行動。


出典:Twitter

それは本来のデモの目的とは異なる破壊行為や略奪、暴力にはっきりと「NO」を示していますよね。

▼ 動画はこちら

また、ミネアポリス在住の記者パーカー・イェスコ(@parkeryesko)さんもTwitterにこちらの写真を投稿しています。

どうか、こうした人々の為にも一刻も早く混乱が収まり、平和的な方法で事態が解決されることを願います。

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出典:Twitter(@MattFinnFNC) / Twitter(@parkeryesko)

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