九州南部で発生した記録的な豪雨により、熊本県で土砂崩れや河川の氾濫が相次ぎ、甚大な被害が出ています。
そんな中で発生する大きな問題のひとつが床下浸水。家庭でできる床下浸水の予防策がTwitterで話題になっているのでご紹介します!
目次
過去の経験から「水のう」が効果的!
床下浸水の予防策として効果がある方法を紹介してくれたのは、Twitterユーザーのふりかけchannel(@hurikakechannel)さん。自身の過去の経験から「水のう」が効果的だと訴えています。
【家に水が入ってきている方々へ】
【じわじわ床上浸水している方々へ】
水のうが効果的です。ゴミ袋に水いっぱい溜めて二重にして玄関近くの床に敷き詰めます。トイレお風呂洗濯機キッチンの排水口にも同じように水のうを置きます。
これで外からの浸水と逆流がかなり防げます。
(2年前経験者より) pic.twitter.com/FJLr1tDOU5— ふりかけchannel (@hurikakechannel) July 4, 2020
避難できない(するほどではない)けれどすることがない人は水のうを作ってとりあえず正気を取り戻しましょう。テレビTwitterの情報見るだけだと恐怖心と不安が募るだけです。とりあえずの小さな荷物は用意しておいて何か作業をしながら最新情報を確認するのがおすすめです。
(当時賃貸一人暮らしより)— ふりかけchannel (@hurikakechannel) July 4, 2020
筆者は「水のう」という対策自体初めて知りましたが、これなら水道にトラブルがなく、ゴミ袋があれば準備ができますね。
玄関付近の床をはじめ、各所の排水口にも同じ様に置くようです。確かに水のうであれば隙間なく敷き詰めることができますし、効果が期待できそうです。
ふりかけchannelさんは2年前に大雨に見舞われたそうですが、水のうのおかげで奥に位置しているリビングには浸水しなかったといいます。
写真は2年前の大雨時です。水のうのおかげで家の奥のリビングは浸水しませんでした。(床下浸水にとどまった)起きたら水が入ってきていて雨は止んでいるのに外の水の量は増す一方で道路は見えず車は浮き外からの水圧で玄関は開かずという状態。同じ方いらっしゃると思います。大丈夫。あなたも助かる。
— ふりかけchannel (@hurikakechannel) July 4, 2020
ちなみに、当時使用したのは45リットルのゴミ袋だったそうです。一人で持ち運ぶにはこれ以上大きいと重すぎて持てないとのこと。
また、お風呂やキッチンの排水口、便器の中など水が逆流しそうな場所は、スーパーの袋に水を溜めて置いたそうです。
動画でも解説
ふりかけchannelさんは、当時の水のうの作り方について言葉でも伝えてくれています。
ちなみにこの時の水のうの作り方と効果について、文章にすると長いので話しています pic.twitter.com/4MaSrL2Y5r
— ふりかけchannel (@hurikakechannel) July 5, 2020
【排水口に置く水のうについて】のご質問が多かったのでお答えしました。あくまで豪雨で被災した者としてのお話です。 pic.twitter.com/q2U0l25sRp
— ふりかけchannel (@hurikakechannel) July 6, 2020
排水口にどうやって水のうを設置するのだろう?と思っていた方にとっては、こうした動画によるアドバイスは本当に助かりますね。
水のうを初めて知りました
この投稿に寄せられた声には「水のうというものを初めて知りました」といったコメントが散見されたほか、「これがTwitterの正しい使い方」と称賛する声などもありました。
・土のうは上手に置いて踏み固めないと隙間ができるし、ウジがわいて不衛生にもなりますけど、水のうは隙間なく敷き詰めることができるので確実!そして後始末も簡単なので、私もオススメします。
・水のうというものを初めて知りました。覚えておきます! 実家にも教えておきます。
・便器の中に入れると下水の逆流が防げるというツイートも有りましたね。水のう便利!
・これがTwitterの正しい使い方って思います。不安や敵対心を煽るような言葉も溢れているけど、災害など何かあった時にTwitterには本当に助けられている。
土のうと比べて良いところは、後始末が簡単なところですね。水道水なら後でお風呂にも使用できますし、色々とメリットがあります。
これからの時期はいつどこでゲリラ豪雨が発生するか、河川が氾濫するか全く分かりません。
経験者のこうしたアドバイスや実際に役立った対策法は頭に入れておきたいですし、すぐに実践できるようにしておきたいですね!
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出典:Twitter(@hurikakechannel)