生あるものは必ず死を迎えます。普通に暮らしていると忘れてしまいがちですが、ある意味で人生で最も大きなテーマとも言えます。
そんな「死」についての考え方を「旅行」と捉え、明るく楽しく葬儀をしようというアイディアが素敵だと話題になっているのでご紹介します!
目次
明るい葬儀があっても良いのでは?
新しい葬儀のスタイルを提案されたのは、サワラ(@ogasawara991025)さん。
明るく思い出話に花を咲かせるような葬儀のスタイルがあっても良いのでは?という疑問から、死後のための旅行社として「かどで旅行社」という架空の会社を作り、その会社のパンフレットのデザインまで提案しています。
「死」を「旅行」として捉え、生前の計画から出発までをサポートする「死後のための旅行社」のデザイン。
例えば同窓会や結婚式みたいに、明るく思い出話に花を咲かせるような葬儀のスタイルがあっても良いのでは?ということから考えた新しい葬儀屋の提案です。 pic.twitter.com/UvVlhnlhE1— サワラ (@ogasawara991025) August 4, 2020
こちらが、かどで旅行社のパンフレットのデザインです。
いかがでしたでしょうか!?「明るい葬儀もあってもいい」というコンセプトも素晴らしいですし、「死」を「旅行」と捉える発想の転換が素敵ですよね。
笑いながら明るく「いってらっしゃい」と見送ってもらう・・・という文言も記載されていますが、葬儀にそのような選択肢があったらいいなと思いますね。
「出発パーティー」や「みんなで見送って出発。いつかまたどこかで!」という考え方も素敵だと思います。
またいつか帰ってくるイメージ
この葬儀の考え方については、「他の土地に遊びに行って、またいつか帰ってくるイメージ」という声や、「死ぬことが必ずしも悲しいことではない」といったように、様々な意見が寄せられていました。
・うちの祖父母がきっと喜ぶだろうなと思いました!終活を楽しく?着々と進めてる2人。金婚祝の写真を「遺影もこれでよろしくね」とこないだ言われましたが、こういうスタイルのほうが喜びそうです。
・この落ち着いた色遣いは、「天と地」や「海と島々」を表しているのかな?天に召されるというより、ちょいと他の土地に遊びに行って、またいつか帰ってくるイメージ。
・Go to Heavenキャンペーン。真面目に素晴らしいアイディアだと思いました。死別は悲しい。けど、日本における一連の別れの過程には悲しみしかない・・・静けさは欲しいけれど、楽しさもあっていいですよね。
・とても素晴らしいと思うし、利用したいとも思いますが、それでも心とか感情はやっぱり溢れ出る思いでいっぱいになって、送る方も送られる方もいっぱい泣いてしまうんだろうな・・・それが幸せなものであればあるほど余計に。
・これは自分も働き始めた時からおもってました。死ぬことが必ずしも悲しいことではないし、お葬式が厳かである必要もなければ、誰がそんな常識を作った?と思います。結婚式も葬式も正直大差はなく、人の刷り込まれた世間のイメージでしかないとおもいます。葬式も明るく楽しくても良いかと。
・四年前、義父は大好きなサザンの曲が流れるなか、自分が作ったスライドショーを弔問に来ていただいた方々に見ていただき、旅立ちました。今でも家族でその話で盛り上がります。ただ、葬儀社の方々に理解していただくのが一苦労でした。ご提案、ステキだと思います。
今回はあくまでご提案であり、実在はしない葬儀屋とその葬儀のスタイルになりますが、実際にこのような葬儀のスタイルが選択肢にあるといいですよね。
従来の葬儀にしろ今回の提案にあるような葬儀にしろ、本人の意志がくまれ、ご家族らしさがあふれるような葬儀がベストなのかなと思います。
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出典:Twitter(@ogasawara991025)