【ジムグリ】子供の頃は赤い派手な体、大人になるとシックな体色に変化する日本の在来ヘビ

ジムグリは日本の固有種として全国各地に生息しているヘビの一種です。
幼体だと身体は赤色で非常に目立つ体をしているのですが、成体になると落ち着いた体色になるという特徴を持ち、稀に街中に現れることもあります。

そこでここでは、そんなジムグリについてどういうヘビなのかご紹介します!

ジムグリとは

ジムグリはナミヘビ科ナメラ属に分類されるヘビで、子供から大人になるにつれて体の色が変わるのが特徴のヘビです。
まずはそんなジムグリの生息域や生態、名前の由来について解説します!

生息域

ジムグリは日本固有種であり、北海道をはじめ本州から四国、九州や屋久島などにも生息している動物です。

主に平地や低山地の森林、草原、水辺に住んでいるものの、稀に人間が生活している市街地に出没することもあります。
ただし臆病なヘビということもあり、物陰に隠れていることが多いので、ジムグリを見ることはレアともいえるかもしれません。

生態

性格は温厚であまり気性は荒くありません。
前述の通り普段は物陰などに隠れている大人しい性格をしており、捕食活動以外に自分から何かに襲い掛かるということはほとんどありません。

しかし食性は、動物食です。
ネズミやモグラなど小型哺乳類を捕まえます。
特に生まれたてのネズミを好むとされています。

また、ジムグリは年に2回絶食する期間があります。
一度は冬場の冬眠期間なのですが、夏場にも獲物を探さなくなる時期があります。

身の危険を感じると総排出口から独特の青臭い匂いを出すなど、他にも特殊な機能が備わっています。

名前の由来

ジムグリという名前は、地に潜ることを意味する「じむぐり」という言葉から来ているとされています。
ジムグリが好むのは石の下や土中です。
この習性から地面に潜るヘビという事で「ジムグリ」名付けらたのです。

成長すると色が変わるジムグリ


出典:wikipedia(©Tarabagani)

ジムグリは幼体と成体で体の色が変化していきます。
子供の頃は赤色をしているものの、大人になると茶色、地域によっては深緑系の体色になるなど、その成長の過程もまた面白いものとなっています。

幼体のシムグリの特徴

幼体は赤色に黒色の斑点のような模様が入っており、とても鮮やかな色をしているのが特徴となっています。
また、頭にあるV字模様が幼体のトレードマークなので、そちらも大きな特徴です。

成体のジムグリの姿

成体となると色が淡い茶色になり、言ってしまえばとても地味な色になってしまうのが特徴となっています。
頭にあったV字模様も成体になると消えてしまいます。

ジムグリに毒はある?


出典:wikipedia(©Alpsdake)

ジムグリは穏やかな性格のヘビだと言われています。
事実、ジムグリは身を守る機能は備わっているものの、何かを襲うための機能はあまり備わっていません。

毒蛇ではない

ヘビというとどうしても気になるのが毒の有無です。
その見た目の派手さから、特にジムグリの幼体は毒を持っていそうですが、成体含め毒は持っていません。

毒を持っている日本のヘビとしてはハブやマムシがいます。
これらの毒蛇は日本各地に点在していて、特にハブやマムシは出血毒を持っているのが特徴です。

そのため、毒を注入されると最悪の場合は血管組織などが破壊され、筋肉組織まで壊死してしまうこともあります。
素人には違いが判りませんので、野生のヘビ自体に近付かないというのが一番の防衛手段かもしれません。

牙には気を付けて

無毒とは言ってもジムグリは鋭い牙を持っているので、こちらから刺激して噛まれてしまうと怪我をしてしまうこともあります。
また、ヘビに限らず、動物の口の中には様々な微生物や細菌がいるとされているため、不用意に刺激して噛まれるのは危険です。

くれぐれも無毒だからと安心して触ってしまうのではなく、もし発見しても近づかないようにするのが賢明なのではないでしょう。
万が一噛まれてしまった場合は、病院などで一度検査してもらうことをおすすめします。

まとめ

ジムグリは日本固有種のヘビで、子供の時には鮮やかな赤色、大人になった時には淡い茶色になる面白い動物です。
基本的にジムグリは無毒でとても大人しいので、触っても問題自体はありません。
ただし、毒はなくても鋭い牙は持っているので、怒らせると噛まれてしまうこともあります。

その名前は土中や石の下に潜るのを好むことから、地潜りの意味で付けられたとされます。

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出典:wikipedia.org(©Tarabagani)/ wikipedia.org(©Alpsdake)

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